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  1. みやき町議会 2005-07-22
    2005-07-22 平成17年第2回臨時会(第1日) 本文


    取得元: みやき町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時30分 開会 ◯議長(碇 長吉君)  おはようございます。みやき町告示第 758号をもちまして、平成17年第2回みやき町議会臨時会が招集されました。  ただいまの出席議員42名、よって定足数に達しますので、会議は成立いたします。  ただちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しています日程表のとおりでございます。       日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長(碇 長吉君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第 114条の規定により、37番松信彰文議員、38番古賀秀實議員を指名いたします。       日程第2 会期の決定 3 ◯議長(碇 長吉君)  日程第2.会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本臨時会の会期を本日1日間と決定したいと思いますが、これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯議長(碇 長吉君)  異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日間と決定しました。       日程第3 議案第40号 5 ◯議長(碇 長吉君)  日程第3.議案第40号 鳥栖地区広域市町村圏組合規約の変更についてを議題といたします。
     提案理由の説明を求めます。古賀総務部長。 6 ◯総務部長(古賀利男君)  おはようございます。議案第40号の鳥栖地区広域市町村圏組合規約の変更についての議案の説明をいたします。  鳥栖地区広域市町村圏組合規約を次のように変更したいので、地方自治第 290条の規定により、議会の議決を求める。平成17年7月22日提出、みやき町長末安伸之。  提案理由といたしましては、鳥栖地区広域市町村圏組合を構成する市町村のうち、中原町、北茂安町及び三根町が平成17年3月1日に合併し、みやき町となったことに伴い、組合規約を変更する必要があるので、地方自治法第 290条の規定により、この議案を提出するものでございます。  なお、この鳥栖地区広域市町村圏組合規約の一部を変更する規約についての御説明でございますけれども、説明については新旧対照表をお手元に配付していると思いますけれども、そこの内容で変更後、変更前という新旧対照表があるわけですけれども、基本的には先ほど提案理由の中で御説明申し上げましたように、中原町、北茂安町及び三根町が合併したことに伴って、いわゆるみやき町となったために、組合を組織する地方公共団体の改正を第2条でお願いをいたしております。  それから、第5条でございますけれども、先ほど説明いたしましたように、議員定数の数、あるいは構成団体ごとの選出区分の見直しというようなことで、定数を20から17ということの改正でございます。その内容等については、次のページの、いわゆる中原町、北茂安町、三根町でおのおの2名あったものが、みやき町が3名というような内容になっております。なお、この構成団体の選出区分については、均等割、各団体1名、それから人口割でもってこの配分を行うというような考え方でございます。  それから6条、それから7条につきましては、いわゆる組合議員の選任の方法なり、組合議員の任期であるわけですけれども、この分については今回組合議会の構成について、各構成団体での、いわゆる議会と執行部との関係を組合議会においても同様とするために、組合議会議員構成団体の議会の議長及び議員から選出するというようなことでの改正でございます。  それから、10条の関係でございますが、この分については執行機関のいわゆる組織及び選任の方法でございますが、先ほど第6条の変更と同様に、執行部と議会との区分をすることから、管理者以外は全員副管理者というようなことに今回改められたというようなことでございます。  それから、13条の監査委員ですけれども、この分については、いわゆる第10条の執行機関の選任で、収入役の選任方法の変更に係る条文の整備でございます。  それから、附則でございますけれども、施行期日については、この規約は佐賀県知事の許可の日から施行するということになります。  なお、特例措置といたしましては、いわゆる第15条の第2項の規定の適用については、いわゆる平成17年度から平成21年までの間、同項中「関係市町村負担割合」とあるのは、「鳥栖市、三田川町、東脊振村、基山町、中原町、北茂安町、三根町及び上峰町の負担割合」とする、この場合において、みやき町の負担割合は、中原町、北茂安町及び三根町の負担割合を合算するものとするというようなことでの特例措置を設けているところでございます。  なお、施行期日の2項でございますけれども、この分については、いわゆる変更前の第6条、鳥栖の議会議員の選任の方法については、いわゆる変更後の第6条の規定により、議員のうちから選出されたものとみなすというようなことで、これは鳥栖市の団体のみが該当する条文になっております。  以上で議案第40号の説明にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。 7 ◯議長(碇 長吉君)  提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。42番益田議員。 8 ◯42番(益田 清君)  42番益田。今、議案第40号 鳥栖地区広域市町村圏組合規約の変更についてということで、今回3月1日からみやき町になったというようなことで、議員の定数及び負担についての取り決めということで提案がされております。私は、一つは今回、みやき町の一般会計予算というのが、87億円というのが6月の定例議会に提案されておりますけれども、そのうち、ちょっと問題があるというようなことで出した、この三つの広域運営の負担金というのを引き出してみたんです。鳥栖地区広域市町村介護保険事業運営負担金に 262,395千円、鳥栖地区三養基西部環境施設組合負担金に 250,802千円、三神地区環境事務組合負担金に 201,584千円、トータル 714,781千円ということで、全体の予算の8.19%、これだけ大きな予算の割合を占めているわけでございます。  今回、87億円の当初予算におきましては、最初の合併ということで非常に緊縮財政ということを町長の方も強調されて、非常に福祉サービスということで切り詰められた形の予算案ではなかったかというふうに思うんです。  そういうことで、今回できるだけ広域圏におきましても切り詰めた形で、1町になったわけでございますので、そういう点で本当は負担は軽くなるはずというようなことだと私は認識しておりました。均等割、平等割などは特にそういうことだというふうに思うんです。  しかし、今回この負担の割合を見てみますと、旧町の例えば介護保険ですね、介護保険の場合は旧町3町の均等割をトータルとした形で、みやき町が77,388千円負担するというふうになっておりますが、本来は1町分で負担は軽くなるはずだというふうに私は認識していたわけでございます。しかし、こういうふうに負担がやっぱりふえるというのは問題ではないかというふうに思います。  それで、この負担については、同じ人口の白石町は1月1日に合併が発足して、3町が合併してスタートしておりますけれども、その白石の状況というのはどうであったのかと。介護保険の場合は、12市町であそこはスタートして、結局1月1日から10町というふうになっておりますが、全体的にどういう負担割合で、均等割、平等割については実行されたのか、その点ちょっと白石の状況をお知らせ願いたいというふうに思います。  それと、この定数です。今回、広域市町村圏組合規約ということで、20人を17人にするということで、3人減というのは、みやき町が6人だったから3人にするということで3名減というふうになっているわけでございますけれども、私は先ほども言いましたように、2億円を超える負担金について、我々の代表というか、そういうものはやはりたくさんこの組合議会に出した方がいいのではないかと、利益を守る点ではですね。そういうふうに認識しているわけでございますけれども、なぜ20人を17人にしなければいけなかったのかと、ここをお尋ねしたいわけでございます。なぜ20名なのか、なぜ17名なのか。私は、これは人口比でいきますと、上峰町が2名なら、うちは3名ではないはずですよ。だから、その点での理由というか、お聞かせ願いたいというふうに思います。  それで、なぜみやき町が3名なのかというのも、我々みやき町民の代表として、この組合議会の中で発言していただくためには、こういう人数ではいけないのではないかというふうに思いますので、その点での根拠をお尋ねするものでございます。  以上です。 9 ◯議長(碇 長吉君)  企画課長。 10 ◯企画課長(岡 耕司君)  企画課、岡でございます。42番議員の御質問にお答えさせていただきます。  白石町の場合はどうなっているのかというような御質問であったかと思います。一応、白石町の方には電話でお尋ねはいたしておりますけれども、白石町の広域圏の場合は、議員おっしゃるとおり、嬉野町、武雄市等々が入っておりまして、平成18年1月1日には嬉野町、塩田町が合併の予定でございます。それから、平成18年3月1日には武雄市、山内町、北方町が新たに合併をされるということで、この杵島地区の広域市町村圏組合は非常に流動的なところがございまして、今現在は5年間で調整するということでお話し合いがなっているということでございますが、しかしながら、合併をしない町村から非常に厳しいという御意見が多数出ておりまして、再検討をお願いしたいという申し出が強くあっているということをお電話の方でお聞きしておりますので、それ以上の詳しいことについては把握はしておりませんので、以上が白石町の状況でございます。  2番目の、議員の数はどうして17名になったのかということでございますが、旧規約では、各団体より町長及び議長が選出され、2名ずつの構成をして、鳥栖市のみが議員さんを多く輩出して20名という数字で運営をされていたかと思います。今回、みやき町合併いたしまして、町長と議長がそれぞれ従前は1人ずつ出ていたということをかんがみまして、2名、まず、6人おられましたので、4人を減らすということで、最初は16人からの構成のスタートで始まったわけでございます。この16人のうち均等割の1名ずつを配置されまして、あと残りを人口割で配置されました。人口割にいたしますと、東脊振村が係数が0.49ということで四捨五入で1に到達いたしませんので、ここの部分に調整枠の1名を増加して、全体枠の17名ということでスタートするということで、組合議会の中で調整が行われているということで、今回17名という数字になっております。  以上でございます。 11 ◯議長(碇 長吉君)  益田議員。 12 ◯42番(益田 清君)  20名から17名ということですが、今、先ほど言いました、例えば上峰町、三田川町、東脊振村はそれぞれ均等割が1名と人口割で1名と、2名ずつですよね。というと、東脊振村なんかは 6,510人で2名と、みやき町は2万 8,176名で3名と、上峰町も 8,600人で2名と、みやき町は2万 8,000人で3名ということで、先ほども言いましたように、特に介護保険などは非常に重要な案件を論議する議会でございますので、やはり今回17年度も 260,000千円近いお金を持ち出しております。そういうものを審議していただくためには、住民の代表として声を出していただくためには、この定数17というのではなく、やっぱり20名でもよかったのではないかと。何で20名なのか、何で17名なのか。私は人口比例に応じて、もっと具体的な形で人的、議会の議員数というのを配置していただきたかったということで言っているわけですので、その点ですね、ちょっとこの議員数の配分が、みやき町の議員の数が3名では少ないじゃないかと、そういうふうに思いますので、何で3名なのかと、それを疑問に思っておりますので、ちょっとその答弁については私納得できませんでしたので、再度お答え願いたいというふうに思います。  それと、今、白石町のことを言われましたけれども、私ども企画課の方に伺いました。白石町の場合は均等割については平成17年度は8割と、80%というふうなことで、本町が合併して、それぞれ平成16年度の金額で三つ足した、合計した形で今回平成17年度は負担しなければいけないという今度の規約変更でございますけれども、均等割ですよ、ところが、白石町の場合は、例えば事務負担については、平成16年度3町合わせた形で持ってきますと、18,960千円になるそうです。ところが、今回80%ということで、16,900千円負担すればいいと。そして、この介護保険の中身の一番メーンである給付費については、これは10%均等割というふうなことで、これは平成16年度3町合わせた負担が36,000千円なんですよ。ところが、今回平成17年度は、負担は31,800千円でいいんですよと、こういうふうに伺ったわけです。そうすると、本町は3町そのものを合わせた形で平成17年度は負担するという、この議案はおかしいと思うんですよ。  もう少し伺ってみますと、合併して10町になりましたけれども、最初、初年度は80%、18年度は60%、19年度は40%、20年度では20%、そして1町の負担で21年度からいくというのが、この白石町、同じ人口の白石町の合併のあり方なんですよ。だから、そういう点で、何で5年間で平成16年度の3町合わせた形でいかれたのか。なぜ白石町の教訓を学ぼうとしなかったのか。その点、再度答弁願いたいと思います。 13 ◯議長(碇 長吉君)  岡企画課長。 14 ◯企画課長(岡 耕司君)  企画課、岡でございます。42番議員の2回目の御質問にお答え申し上げます。  定数20名の根拠はということでございますが、この根拠につきましては、先ほど説明申し上げましたのが基本となってございます。当初の広域市町村圏の20名の割り当ての主な内容と申しますのは、先ほども申し上げましたとおり、町長と議長が出ると、そこに議会議員として選出されるということで、旧町の2名、2名、2名ということがありまして、全体で20名ということになってございましたので、同じ答弁になるかと思いますが、3町が1町になりましたので、本来であれば、町長と議長で1、1ですので、2名ということでスタートしております。20名から、まずは16名に全体の数字が落ちておりますので、その中から均等割を1名ずつ配置されまして、残りを人口割で係数で計算をされておるところでございます。  おっしゃるとおり、2万 8,000人で2名という数字になりますけれども、やはりこういう係数を使って、当初は議会議員を配置しないと、従前も人口割と平等割、均等割で議員数を計算されておりましたので、それを踏襲されているものと考えます。  それから、2番目の白石町の率についてのお話でございますが、これは議員がおっしゃるように、杵島地区の広域市町村圏組合ではそういうふうな負担割合を今のところは採用されているということは情報として私の方も聞き及んでおりますけれども、負担給付割合につきましては各広域圏の考え方がいろいろあろうかと思います。私どもの方の鳥栖地区広域市町村圏組合におきましては、5年間の調整案で各構成団体の方での合意ができ上がったということで、本日の議会に御提案をさせていただいているところでございますので、何とぞ御理解のほどよろしくお願い申し上げます。  以上です。 15 ◯議長(碇 長吉君)  益田議員。 16 ◯42番(益田 清君)  いろいろ考え方があるというのはわかりますけれども、やはり一定合併というふうな問題は、同じ条件の中で、やはりこの負担という問題も出てくるのではないかというふうに思いますので、私はなぜ白石町の教訓というものを生かして、もっと提案できなかったのかということを主張しているんです。だから、そういうふうなことで、答弁がないということであれば、それで結構です。 17 ◯議長(碇 長吉君)  岡企画課長。 18 ◯企画課長(岡 耕司君)  企画課、岡でございます。42番議員の3回目の御質問にお答えいたします。  白石町の教訓はなぜ生かされなかったのかということでの御質問かと思いますが、白石町も白石町なりの杵島広域でのいろんな討論の中で、独自の方法としてこの負担割合をお決めになっていると思います。私どもの鳥栖地区広域市町村圏組合でも、合併の終盤からずっと鋭意、何回も首長会、助役会等々を何回も何回も開かれまして、やっとこの5年間の調整案にたどり着いているところでございますので、その辺何とぞよろしく御理解をいただきたいというふうに思っております。  補足にはなりますけれども、一番最初に御答弁申し上げましたとおり、この白石町を含む杵島の広域圏組合におきましては、次々と合併が新たに発生いたしますので、合併しないところの負担割合が大きくなるということで非常に問題化しておりますので、このままの数字ではすんなりいかないのではないかというふうに思われます。  以上が答弁でございますが、何とぞ御理解のほどよろしくお願いいたします。 19 ◯議長(碇 長吉君)  19番園田議員。 20 ◯19番(園田邦広君)  私も一言お尋ねをいたします。  この広域圏の問題については、みやき町が合併する前からずっと議論をされてきたと思っております。そういった経過、スケジュールについては、この間、全協の中でいただいた資料の中にすべて記載をされております。ことしの2月2日に首長会があったというようなことから、その中ではみやき町が新しく合併するというふうなことで、新町長が新しくでき、選挙後に再協議をするというようなことで、2月2日についてはそういった協議をなされなかったということであったわけですが、それから継続的にずっと2月、3月、4月というようなことで協議をされてきた中で、4月25日に首長会が開催されて、その中でこういった今回提案されております規約の改正というものがなされておるというふうなスケジュールになっておると思います。  そういった中で、この40号議案につきましては、今、益田議員からも質問があっておりますように、私はこの定数の問題につきましては、20名から17名に減をされておるわけですが、一方では均等割、人口割については17年度から21年度までについては、これまでの3町分を合算したところの負担金額になっておるというようなことだろうと思っております。そういうことから、この定数の問題と、均等割、人口割の関係を見ますと、定数については合併して即3名の減をされておる、そして、負担金については5年間が同じであるということでありますならば、私は何か整合性がないというふうに思っております。負担金が5年間同じであるとするならば、やはり5年間は定数も同じであってもいいのではないか。(「そう」と呼ぶ者あり)そして、5年後から、いわゆる22年度から20%の逓減ということになっておるようでありますので、22年度になった時点で人口の逓減をしていくというようなこと、そういったことがやはり正常ではないかなというふうな気がしておるわけですが、この定員の逓減については、今、企画課長の方から説明されておりますが、まだいまいち私もぴんとこないところがあります。そういうことで、やはり整合性のあるものにするべきではないかというのが私の考えでありますが、その点いかがでしょうか。 21 ◯議長(碇 長吉君)  岡企画課長。 22 ◯企画課長(岡 耕司君)  19番園田議員の御質問にお答えさせていただきます。  議員定数のいきなりの減と、負担金の5年間の合計金額の継続の整合性がとれていないということでの御質問かと思います。議員定数につきましては、先ほど何回か益田議員の方にも御説明申し上げましたような論理で減るというところで、17名になっているところでございます。負担金につきましては、5年間は旧3町分を負担するということでの数回の首長会並びに助役会等々での決定を見ているところでございます。やはり当然、負担金も合併効果を考えれば、初年度から1町分の均等割を負担するのが当然ではなかろうかというふうには考えますけれども、事現在の各町の財政状況等々を見ますと、非常に苦しい財政運営をされている町村ばかりでございまして、負担金につきまして17年度からみやき町が1町分ということになりますと、その場合には他町の負担がふえるわけでございまして、他町の財政計画にも非常に多大な影響を与えるというようなことも、首長会なり助役会の中でいろんな討論の中で集約をされまして、この5年間は何とかみやき町の方にも負担をしていただきたいという他町からの御希望と申しますか、要望があったようにお聞きしております。  やはりスタート時点から当然両方とも整合性を持たせるのが筋ではないかと思いますが、事負担金と、お金に関することにつきましては、やはり構成団体の他町村の財政状況等も考慮して、5年間はみやき町にも3町分を負担していただきたいというところで合意に達しておりますので、その辺幾らか奇異な部分があろうかと思いますけれども、その辺をお含みおきいただいて、何とぞ御理解のほどをいただきたいというふうに考えております。説明にならないかと思いますが、よろしくお願いいたします。 23 ◯議長(碇 長吉君)  園田議員。 24 ◯19番(園田邦広君)  定数については、やはりそういった考えが一つあるというふうなことを申し上げておきます。  それから、負担金については5年間据え置きと、3町の合算金額であるというようなことでありますが、一部事務組合で予算上大変厳しいというようなことから、5年間を負担していただきたいというようなことでありますが、その分はわかるとしても、なぜ5年間かというようなことです。例えば3年間でもというような議論はなかったのかということですね。その点はいかがでしょうか。 25 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 26 ◯町長(末安伸之君)  お答えをいたします。  園田議員が御質問で見解を示されているとおりのことも、私も構成団体の首長会議の中で述べさせていただきました。昨年の10月15日から調査会を設置しまして、過去4回の助役を中心とする推進委員会の中で、第1案、第2案ということでお示ししましたとおり、第1案が平成17年から25年までの9年間を旧3町で負担することとして、なおかつ5年間の逓減率が20%ということで調整をするということで、26年度以降の5年間が20%逓減ですので、合わせて14年間、15年目から新ルールでいこうという案が第1案です。  第2案につきましては、17年度から21年度までの5カ年間、これも旧3町で負担することとし、なおかつ22年から5カ年間で20%を逓減させるということで、11年目から新ルールを適用しようという両案が推進委員会の中で提案をされたわけですけれども、当時、私たち、まだ合併前でしたけれども、みやき町の旧北茂安町、中原町、三根町と話し合いまして、この両案について了承することについては現時点ではできないという見解を示しましたので、結果的には今日までその決定を見出すことができなかったところであります。  ついては、就任後直ちに、4月25日に首長会を開催されまして、推進委員会で提案された両案について協議をしたところでありますが、みやき町としては両案について了承することは非常に厳しいということを申し上げ、新たな提案について検討をしていただくことをお願いしたところであります。一つは、白石町の広域のルールがあります。その点についての検討、それと3年間での調整、それらについての考え方を示したところでありましたけれども、構成団体の理解を得ることができませんでしたので、一たん持ち帰りをさせていただきたいということで、その4月25日の首長会では態度保留をさせていただいたところであります。  それをもちまして、議会の皆さんにも御報告をさせていただきながら、6月11日に首長会を開催しまして、折衷案と申しますか、第2案で示された5カ年間、そして残り5カ年での20%逓減での調整というのを、5カ年で旧町分負担、6年目からは新ルール負担ということでの決着を見出したところでございます。  協議の過程の中では、園田議員が今御質問でおっしゃったようなことも、みやき町として主張をしたところでございましたけれども、構成団体等の理解を得ることができませんでしたので、最終的な提案として、5カ年についてはやむを得ないという見解を示し、6年目からは新ルールでの負担をお願いしたいという考え方を示しましたところ、それについての理解はいただきましたので、本日、御提案をしているところでございます。  以上です。 27 ◯議長(碇 長吉君)  園田議員。 28 ◯19番(園田邦広君)  負担金については、この40号議案、それから43号議案まで大体同じような提案をされておるようです。22年度以降が20%の逓減ということであるならば、前倒しをしてでも、やはり早く合併効果を出すような、10%削減というようなこともしていけば、トータル的には同じになるのではないかというような考えもあるわけです。  そういったことで、今、町長言われたように、大変みやき町として苦労された面もあるかと思いますが、我々議員から見れば、そういったところが一つ意見として申し上げなければならないというようなことであります。そういうことでありますので、若干の疑問が残るというふうなところで意見を申し上げたいと思います。 29 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 30 ◯町長(末安伸之君)  協議の過程の中で、私としては白石町の例、または3年間での調整を主張させていただきましたけれども、構成団体の中から特に第2案について、みやき町を除く構成団体としては第2案、5カ年据え置き、そして5カ年での20%の逓減率での調整についての意思統一というか、見解を統一されておりました。しかしながら、私としてはそれをのむことについては態度保留をさせていただきたいという中で、6月11日までその調整をさせていただいたところでありますが、みやき町を除く構成団体の第2案に対しての見解の理由と申しますのは、合併による効果は、みやき町は10カ年間は特例措置を受けるではないかと、しかし、他の構成団体は、みやき町が合併したことによって、特に上峰町や基山町の負担が著しくふえるではないかという中から、みやき町としてもその譲歩を求められたところでございましたが、しかし、それはみやき町から言えば偏った考え方であるという判断をしておりましたので、そういう平行線をたどる中で最終的に5カ年での調整で首長会としては方針決定をさせていただき、本日御提案をしていることについての御理解をぜひともお願いさせていただきたいと思っております。 31 ◯議長(碇 長吉君)  平野議員。 32 ◯36番(平野達矢君)  36番平野です。議案第40号 鳥栖地区広域市町村圏組合規約の変更についてということで、ただいま主に第5条の20人を17人ということについて質問がございました。私は、まず、今回のこの議案に対して、本日提案されております4議案について共通する部分でもございますけれども、今回のこの議案というものがどういう形で、今後どのように運営をされていくかということに対して、住民もさることながら、議員自体が本当にわかっておるのかということですよね。私もなかなか理解をできない部分がたくさんございます。町長も、さきの選挙において住民の負託を受けられました。我々も旧町からの引き継ぎではございますけれども、住民の負託を受けながら、この議案の審議に加わっているところでございます。  そうした中で、今回の合併というものが、どういう基本的な考え方で合併を推進されたのか。やはり住民は、町長並びに議員に負託をして、そして、住民の生活が少しでも楽に、そして幸せな方向に向くようなことでもって合併を望んだものと考えます。そうした中で、今、例えば国保税とか保育料等は合併以前よりも相当の高額になってきております。実際、納付書が送ってきて住民はびっくりしている部分もございます。本来は、合併によって、その効果というものを町民は期待をされたと思いますけれども、それが現実に数字として町民の前にあらわれてきていない。  そういう中で、ただいま首長会、助役会のその中身を説明されました。いろいろ特例措置があるからとか、ほかの市町からの意見があって、それをのんできたということでございますけれども、果たして住民にその部分を説明して理解を得ることができるのかどうかということに対して、私は不安を持つわけでございます。当然、合併したならば安くなると町民の皆さん方は考えているのではないかと思います。その中で、5年間据え置きという形でございます。町長は3年間を言い続けてきたということでございますけれども、この件に関して、数字がここに、資料が出されてきております、負担分が。17年度から21年度までの単年度負担額、それから、22年度以降の単年度負担額ということが出されておりますけれども、この構成団体の中で既に来年合併をする自治体もございます。そうすると、来年この数字というのは完全に変わっていくんですよ。ですから、私はその部分も含めますと、この数字というのは当てにならない。根拠がない。根拠のない数字でもって、住民の負託を受けながら審議をすることが本当に我々はできるのかどうか。  そして、もう一つは、現在、広域圏組合の運営がどのようにされておるのか。議会代表で組合議員が選出されて、その会議に出ていかれておりますけれども、その内容というものは我々ほかの議員に対しては何も示されてこない。どういう運営状況なのかもわからない中で、負担をこれだけしなさいという、その根拠も示さないでそういう数字を出されても、我々は判断をできません。我々と言いますとあれですけれども、ほかの議員はできるかもわかりませんけれども、私は判断をできません。ですから、現在運営費が幾らかかっておるのか、そういう根拠も示しながら、やはりその負担ルールの審議に入っていくべきではなかろうかと思うわけでございます。
     また、今回、首長がすべて副管理者になるということで、そうなると、単純に考えますと、今まで副管理者は1人だったのに結局副管理者はふえるわけですね。そうしますと、そういうところの報酬の面というのも恐らく考えられておると思いますけれども、報酬はふえていくわけですよね。単純に考えて、私が疑問を持ちますから質問をしているわけでございます。できれば、この基本的な根拠を示していただかないと、なかなか判断ができないわけです。いろいろ市町村の負担金の状況等を審議された中身も若干調べはしておりますけれども、やはり確実に私たちの前に示していただかないと、なかなかその判断ができないということを思いますので、このあたりどのようにされるのか。本来は資料を求めるべきでございますけれども、今早急にということはまずできないことわかっておりますので、大まかに口頭でも結構でございますので、数字を示していただきたい。  以上でございます。 33 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 34 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えいたします。  基本的に合併に臨んだ姿勢についての御質問から、どのような形で住民に説明責任を果たすのかという御質問かと思いますが、合併することに伴って、確かに5カ年については旧町単位の負担ルールでいくということでありますので、合併前の負担ルールのままでございます。合併の効果がその6年目から生じてくるという説明を、責任を果たしていきたいと考えているところであります。 35 ◯議長(碇 長吉君)  岡企画課長。 36 ◯企画課長(岡 耕司君)  企画課長、岡でございます。36番平野議員の御質問にお答えさせていただきます。  広域圏の予算の使い方と申しますか、運営費の中身がという御質問かと思います。運営費の中身につきましては、今ここに15年度の決算書がありますので、それでよろしければ口頭でと思います。  市町村圏組合につきましては、歳入総額が予算減で 293,000千円ほどになっております。歳出もそれにあわせて 293,000千円が歳出をされております。  歳出の主なものといたしましては、やはり広域圏市町村組合では、広域圏の電子計算機のシステム等々について47,000千円ほど委託料等々に払われておるのが主な数字でありまして、それから使用料、賃借料ということで、かなりの機械をリースされておりますので、ここで 161,000千円ほど支出をされております。それが広域圏の中の予算の支出の主なものになっております。予算規模といたしましては、 293,131千円というのが15年度の実績になっております。  それから、首長さん全員が管理者及び副管理者になり、報酬が増額するのではないかという御質問があったかと思いますが、この件につきましては、報酬がふえないような管理者及び副管理者の報酬を決めたいということで、事務局の方からはそういうお話があっております。  それと、追加合併があると。要するに、三田川町と東脊振村の吉野ヶ里町のことかと思いますが、その際また負担割合が変わるのではないかというふうな御質問かと思いますが、今現在では、みやき町がこの規約改正の主な原因となってございますので、東脊振村及び三田川町が合併されたときには、また再度このような協議が広域圏の中でなされるのではないかというふうに思いますが、5年間の負担ルールというのを基本に、またお考えになると思いますが、その辺につきましては私の方ではちょっと把握できておりませんので、以上のような答弁になります。  以上でございます。 37 ◯議長(碇 長吉君)  平野議員。 38 ◯36番(平野達矢君)  まず、合併の効果が6年目から出るということになりますが、6年目から効果が出るということを住民に理解を進めていくということでございますけれども、本当にそれで大丈夫かなと思うわけですね。やはり住民は即、何のために合併したのかということを一番求められるんじゃないかなと私は考えます。当初、鳥栖市も上峰町も含めまして合併協議をやっておりました中で、いずれも枠から外れられました。その中で、みやき町は特例措置を受けるんじゃないかと、だから負担をしてくださいと、そういう理屈は私は通らないと思います。住民が本当にそれを理解できるかなと私は思いますよ。ですから、このあたり本当に、ただ理解を求めていくだけではなく、どのように理解を求める方法、手法、お考えであるならば、答弁を求めたい。  そして、こういう組合の件については、やはり議会が開かれたら、あくまで議員にはその資料というのは配付をするべきだと。そうでなければ、例えば決算書ぐらいは議会事務局に置いて、いつでも議員が見られるような状態にしていただかないと、私たちもあくまで自分で組合に行って、その資料を求めて、その資料をいただくことができるのかどうか、個人で行ってですね。そういう部分も考えますので、やはり議会にこういう組合の分は常備をしていただくというふうに私は考えます。そのあたりも含めて、再度答弁を求めます。 39 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 40 ◯町長(末安伸之君)  まず、合併の効果についての見解を1回目で述べさせていただきましたけれども、合併の効果については、合併の意義そのものについては既に旧町単位での行政説明の責任を果たせているかと思いますが、旧3町とも、それぞれ財源構成の中で3分の2が交付税等を含む依存財源の体質でありましたので、三位一体改革という名のもとで交付税の減額とか補助金の減額、税源移譲が一部ありますが、交付税等の減額に対して、その3町の体質改善ができないという判断を示す中で、合併という手法を選択することで住民の福利厚生、生活を維持していこうという見解のもとで合併をさせていただいたところであります。  よって、その特例措置というのが交付金、そしてまた10年間の有意な交付税措置等を活用しながら町勢振興を図り、なおかつ合併による節減、節約等にも努めていくような財政計画を策定しているところであります。  その一つの中で、今回、組合規約等の改正の中で確かに今御提案しているのは、5カ年については旧町の負担のルールですが、6年目から合併の効果が生じますということも先ほど申し上げたとおり、御説明をしていきたいと思っているところであります。  2点目につきましては、組合議会の資料、議事録、あわせて決算等につきましては、当然議長を初め議会の方からも組合の方へ議員として参画をされておりますので、執行部の対応といたしましても、事務局の方にその関係資料の提出をさせていただきたいと考えております。  以上です。 41 ◯議長(碇 長吉君)  よかですか。(発言する者あり)  お諮りいたします。暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長(碇 長吉君)  再開を10時45分といたします。                 午前10時31分 休憩                 午前10時45分 再開 43 ◯議長(碇 長吉君)  休憩中の本会議をただいまより再開いたします。  岡議員。 44 ◯39番(岡 廣明君)  議案第40号 鳥栖地区広域市町村圏組合規約の変更についてということで、先ほど数名の方から質疑等があっておりまして、私は1点だけ絞って質問をしたいと思います。  今回、新旧対照表という条文がついてきておりますけれども、この第4章で組合の経費ということで、第15条、いわゆる組合の経費は、次の各号に掲げる収入をもって充てるということで、1、負担金、2、補助金、3、組合の財産から生じる収入、4、その他の収入ということでなっておりまして、今回、負担金の、いわゆるみやき町が合併したために、それに伴う負担金の変更が現在提案されておりますけれども、この負担金について、いわゆる従来は均等割は25,796千円ですね。鳥栖市においても基山町、上峰町においても25,796千円。しかし、今回、5年間はみやき町は77,388千円と。5年間は、いわゆる25,000千円掛けるの3ということで、3町分を上乗せした金額が均等割だというようなことで算出をされているわけでございます。そうしますと、5年間を77,388千円となりますと、本来ならば1自治体25,796千円でいいわけですね。これを5年間にしますと 260,000千円。5年間で 260,000千円、みやき町は逆に負担増になるわけですね。  ですから、それにちなみますと、先ほど町長の答弁の中でも、いわゆる合併特例債を使うと。私は合併特例債は目的外と思うわけですよ。(発言する者あり)そういう話があったと仮定しましても、この特例債というものは新しい町づくりに使うべき問題であって、各自治体は特例債があるから、それでもいいじゃないかというようなことを言われたということでございますけど、私はもってのほかだと思いますね。ですから、 257,960千円、約 260,000千円、みやき町は5年間で負担増なんですよ。ですから、第1案が5年間、第2案が10年間据え置きですか、これ何の根拠でそういう5年間とか10年間というものが出てきたものか、その根拠を知りたいわけですよ。  私は、予算というものは単年度単年度の予算であるわけなんですよね。考え方が違うんですよ。予算を組むのは単年度単年度なんですよ。それを5年間が幾ら、10年間が幾らという話し合いそのものが、私はもってのほかだと思います。  そしてまた、先ほど町長の答弁の中には、3年というものも一応議論しましたと。それは私は今回初めて耳にしました。過去3回、全員協議会が開催されておりますけれども、あくまでも1案、2案ということで議会には説明がされたわけですよね。ですから、その5年、10年というものは、何が根拠でそういう話にしたものか、それを御説明願いたいと思います。  以上です。 45 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 46 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  まず、特例債を活用するということについて、ちょっと私の説明が不備だったことをおわび申し上げます。  そもそも一部事務組合の意義については、御承知のとおり、単独での行政運営が極めて困難であると、お互い協力し合った方がスムーズな行政運営ができ、より安価でより効率的な運営ができるという判断の中で、一部事務組合等を含む広域での行政を推進しているところであります。つきましては、合併によって、従前の負担ルールから言うと、構成内の合併をしなかった、特にお隣の上峰町、基山町が、負担が著しく大きくなるということで、財政的に非常に厳しいと、みやき町におきましては、これはさっき議員がおっしゃるように、私も強く反論してきましたが、我田引水的な見解を示されたことについて、合併特例債があって、合併したみやき町はそれなりの恩恵があるじゃないかというようなことを発言されましたが、それについては、岡議員と同様に、強く反論をしてきたところであります。  よって、5年間という根拠については、16年の10月から検討を加え、4回の推進委員会等を経て、いわゆる組合議会内の協議です。組合議会内の民主主義というルールに乗って協議を重ねてきた結果、組合議会というか、組合で構成する執行部の中で協議を重ねた結果、首長会に対して両案が示されたということであります。それについても異を唱えましたので、新みやき町の町長選挙の後に、また改めて両案をもとに協議をするということで決定をしていたところであります。よって、両案をもとに4月25日に協議をしたところでありますが、その点について、私としては態度を保留してきたところであります。  その協議の中で、3年にしていただけないかとか、もう少し組合内で、みやき町を除く構成団体の譲歩を促したところでありましたが、結果的に第1回目の4月25日では、第2案について他の構成町村は臨みたいという意向を示されましたので、態度保留をしてきたところであり、その後、議会の皆さんにも御報告をし、第2回目の6月11日に折衷案と申しますか、経過措置5年、逓減措置はとらないということで今回御提案をしているというところが根拠でございます。  本来なら、単独で運営できるなら、単独で行うことができるなら単独が好ましいですけれども、やはり本町の財政上から見ると、近隣の市町村と協力し合って、広域での行政推進をしていくことが一番ベターであるという判断のもとで協議を重ねてきた結果が、本日御提案をしている提案内容となっていることについての御理解をお願いいたしたいと思います。  以上です。 47 ◯議長(碇 長吉君)  岡議員。 48 ◯39番(岡 廣明君)  39番岡です。ただいま町長から答弁いただきまして、ある面は理解できる面もあるわけでございます。しかし、この介護保険事業につきましては、あくまでも広域でやるのがベターであるということで、県内もやはり何団体かの一部事務組合ができて、運営がなされているわけでございますね。その中で、いわゆる合併のメリットですね、メリット、デメリット、問題はここにかかってくるんではなかろうかと思うわけですね。やはり、どこの自治体でも、要は財源難のために合併をしたわけですね。ですから、それのメリットを生かしてもらいたい。いわゆる均等割、従前どおりだったら、合併しなくても一緒なんですよ。ですから、その辺は極端に言えば、いわゆる過去、合併する前の箱物づくりとか、いろいろな設備費、いわゆるコンピューターとかコピーとかなんかのリース料、そういうものについては、やはりその当時の自治体が、いわゆるみやき町におけば3自治体あったわけですから、私はそれはそれで認めるべきではないかと思いますけれども、今後の運営費等については、やはり1自治体は1自治体ですから、その辺ははっきりと分けるべき問題は分けて負担金を納めていただきたいというふうに思うわけですけれども、町長の見解を求めます。 49 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 50 ◯町長(末安伸之君)  原則的に申し上げまして、原則というか、基本的に岡議員がおっしゃるとおりでございます。そのことについて理解を求めてきたところでありますが、昨年の10月からの協議の経過を踏まえながら、最終的にこのような結果になったということでありますので、これだけを短絡的に見れば、5カ年は合併の効果が生じないということに、結論的には御指摘のようになります。  しかしながら、6年目からは当然合併したことによる広域等に対する負担の効果が出てきますけれども、そのほかに合併を選択した経過等の中で、十分合併のメリット等についても御承知だろうと思うし、デメリット等についてはどのような形で補完するかについても、合併の法定協議会の中でも慎重に審議をしながら今日に至っているということについての御理解もあわせてお願いをいたしたいと思います。  以上です。 51 ◯議長(碇 長吉君)  岡議員。 52 ◯39番(岡 廣明君)  3回目ですから、極端に申しますと、今回のいわゆる介護保険事業のみにおきましても、5年間で 257,960千円という増額になるわけですね。ですから、そのほか鳥栖・三養基西部環境施設組合、三神地区環境事務組合、そういうもろもろを足しますと、5年間で何ぼの、仮に1自治体として認めた場合と、いわゆる3町が従来どおり納めた場合と、金額でどのくらいの金額が出るものか、御答弁を願いたいと思います。 53 ◯議長(碇 長吉君)  岡福祉課長。 54 ◯福祉課長(岡 武宏君)  それでは、39番岡議員の御質問の負担の影響部分でございますけれども、一応みやき町ということで、これは16年度の負担金の数字でお示しをいたしますけれども、現在までのところ、均等割につきましては1町村25,796千円ということになっておりまして、これを3町分の負担ということになりますと、資料等でもお示しいたしましたように、年間77,388千円の負担になります。そういうことで、5年間ということになりますと 386,940千円の負担ということでございます。これがルールどおりの介護保険でありますと4団体になりますので、1団体当たり年間38,694千円になります。そういうことで、それがみやき町1町村ということでとらえますと、これを5年間にいたしますと 193,470千円が負担金となりまして、先ほどの3町分合わせた分と、ルールどおりでいきました分で比較いたしますと、5年間で 193,470千円のみやき町の、ルールと比較いたしますと負担増という形の数字になります。  以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) 55 ◯議長(碇 長吉君)  ちょっと待ってください。ほか、トータルはありますか。消防、あるいは環境施設か……。  古賀総務部長。 56 ◯総務部長(古賀利男君)  ただいま、一部事務組合の負担金等についての合算した数値等については持ち合わせいたしておりませんので、後ほど合算した数値については御報告を申し上げたいと思いますけれども、先ほどから各組合の中で均等割の問題があるわけですけれども、介護保険については先ほど担当課長の方から申し上げましたとおり、いわゆる6年目以降については1町村での負担ということになりますので、そういった数値が出るわけです。  私どもの総務部の中で消防事務組合等についてもあるわけですけれども、これは交付税の中で算入されている分を、いわゆるルールの中で負担をしているという状況であるわけですけれども、基本的には基準財政需要額、あるいは特別交付税、そういったものを合わせて、単年度であれば 346,019千円の一部事務組合の負担として考えているわけですけれども、6年目以降については 283,120千円ということで、この差が62,899千円ございます。これを5年間ということであれば、3億円の需要額の中から算入されています負担を行っていくという形になります。  ほかの一部事務組合で、三神地区環境事務組合なり、あるいは鳥栖・三養基西部環境施設組合、それぞれございます。鳥栖・三養基西部環境施設組合についても、いわゆる均等割については25,000千円の差がございます。これを5年間ということであれば 125,000千円ですか、そういった差になると。  それから、三神地区環境事務組合、この分については均等割なり、あるいは投入量、それから、全体的に今後規約改正の中でも説明があろうと思いますけれども、いわゆる投入量に比例した経費というものも、今後、規約の中で改正するように掲載されておりますので、そういったものとあわせてやりますと、いわゆる12,000千円の差というものがございます。これを5年間ということであれば60,000千円と。大まかに言えば、そういった数字で均等割を比較した場合の数値があるというようなことでございます。  なお、先ほど合算した金額等については資料作成をして、後ほど配付をしたいというふうに考えております。 57 ◯議長(碇 長吉君)  藤光議員。 58 ◯5番(藤光繁郎君)  5番藤光です。私は、基本の基本的なことについて2点ほどお尋ねを申し上げます。  1点は、関係町村の議決の状況、これは企画課長にお願いします。  2点目に、合併のメリットとか、あるいはデメリットとか、あるいは合併の効果とか、各議員からのいろんな御意見が出ておりますが、基本的な誤りがあるとやなかでしょうか。と申し上げますのは、例えば、今議題になっております広域圏の関係につきましては、ここにお示しいただいておるように、昭和52年に発足をしておるわけでしょう。そういったことで、何らかの一部改正はありながら、基本的な負担ルールについては、今まで現在歩いてきたわけです。そして、みやき町が3月1日の合併によって誕生したと。それは大局的から見ると、全体から見ると、合併の問題とそのことについては別の問題であるわけですね、私から言うと。というのは、合併の効果というのは、確かに旧3町のみやき町については、内部的な効果、効率というのはやはりあるわけですね、運用面で。ただし、いわゆる今までの分については、踏襲義務を果たしながら合併はあったと思うわけですよ。したがって、他の関係グループの行政に対して、それはああだこうだと、こういう議論については、道義的には考えられるわけですけれども、基本的なルールの中では内部的な事項になるわけですよ。したがって、今、福祉課長の方から、二千五百何がしがどれぐらいとか、いろいろなことを答えられておりますが、私から言うと、全然議論になっていないんじゃないですか。それは当然ながらの義務的な経費であるわけで、既にその予算は6月議会で議決しておるわけですよ。というのは、執行部にその執行たる行為内容についてはゆだねておる、こういうことではないですか。  合併の効果を、それは内部的にはいろんな工夫をし、そしてスリム化をし、そして効率的にやっていく。しょせん合併というのは一言で言うと、体力がないので3体が合併したわけでしょう。だから、その効果をというようなことで他の関係の行政に強要をされるべきことではない、私はそう考えます。そこら辺について、特に総務部長、あなた合併の総務部長としての考え方、効果、メリット、デメリットと、こういうようなことが今具体的に議論の対象になっておりますので、そういう面で対外的な合併の効果というのはどういったことになるのか、はっきりとお示しいただきたい。この2点です。 59 ◯議長(碇 長吉君)  岡企画課長。 60 ◯企画課長(岡 耕司君)  企画課、岡でございます。5番藤光議員の御質問にお答えいたします。  関係町村の議決状況はという御質問かと思います。本日、三田川町が議会開会が行われておりまして、他の構成団体は既にすべて議決をいただいている状況でございます。  以上でございます。 61 ◯議長(碇 長吉君)
     古賀総務部長。 62 ◯総務部長(古賀利男君)  先ほどから、この広域市町村圏の規約の変更に伴う負担金等の問題もあるわけですけれども、やはり基本的には、合理的な、あるいは効率的な運用をやるために、一つの広域組合というものを設立して、構成団体で4団体から11団体という組合構成の中で、今日までいわゆる広域行政というものを進めてきたわけですけれども、合併の効果というものも当然議論の中にあると思います。そういったことも当然必要かと思うんですけれども、先ほど申し上げましたように、広域市町村圏の加入の問題等については、個々の自治体の判断によって共同の事務を行うという考え方の中で、今日まで進んできております。当然、この構成市町村の中で、いろんな意見というものもあろうかと思いますし、今後、構成市町村の中で、共同事務を保っていくということを考えた場合については、やはり各団体との交流をすべきものについても当然必要でありましょうし、個々の、いわゆるみやき町として、一つの団体として3月1日に誕生いたしておりますので、その効果というものも当然議論の中にございましたし、そういったものもあわせて、構成団体の中で合意形成をした中で今回提案をさせていただいておりますので、そういった全体的な共同事務をこれからも行っていくという方向性は変わっておりませんので、こういった内容でぜひ御理解をいただきたいというような考え方をいたしております。 63 ◯議長(碇 長吉君)  藤光議員。 64 ◯5番(藤光繁郎君)  岡課長の答弁はありがとうございました。よくわかりました。既に、本日、今議題として議会を開催しておるのは、うちと三田川町と、こういうことですね。鳥栖あたりも、ああいうような混乱する議会ですけれども、新聞によると、これは全会一致で議決されておるごたるですね。そういうことで認識をいたしております。  それから、総務部長に再度お尋ねでございますけれども、あなた今御答弁いただいたけれども、抽象的でわかりません。まことに申しわけございませんけれども、私が聞いておりますのは、合併の効果というのは基本的には主として内部的な効果だと、私はそういうふうな理解の仕方をしております。合併したけんが3分の1にならんばいかんというようなことであれば、側が迷惑ですよ、みやき町以外の方は。そういうようなことで今後どうするべきかということで、いろいろと議論する、あるいは道義的に話し合う、それはまことに結構であろう。そういうようなことで対外的な効果、拘束力というのは、合併について、こういう団体について、いわゆるあるのかないのか、こういうことを直視しながら質問しております。再度答弁をお願いいたします。上手に言わんでよかですよ。 65 ◯議長(碇 長吉君)  古賀総務部長。 66 ◯総務部長(古賀利男君)  この広域市町村圏というものの構成団体というものは、当然1団体として意思決定をして、議会の議決を得て、加入の手続をとるという一つの法的な組織があるわけですけれども、先ほどから内部的な効果じゃないかというような御指摘等があるわけですけれども、これはやはり、この負担金の問題なり、あるいは規約の変更というものについては、それぞれの構成団体の中でいろんな協議を重ねた中で、おのおのの団体が各議会の中で審議をして議決をいただいて、そして、県の許可をもらうという一つの法的な手続を得て、この組合というものが存在といいますか、そういった状況でございますので、やはりこれからも組合の中で、いわゆる議会というものもございますので、そういった一つの団体として、この広域組合というものの存在がある以上は、やはりそこの中で議論を重ねていくというのが一つの基本的な考え方ではないかというような考え方をしております。 67 ◯議長(碇 長吉君)  藤光議員。 68 ◯5番(藤光繁郎君)  最後にいたします。  私は、はっきり申し上げまして、いわゆる3倍になったのでデメリットだと、こういうような議員もおられるようですけれども、内部的に合併をしたために当たり前のことだと思っております。それから、対外的な効果については、経過措置等も含めて、今後5年後の話になりますけれども、率直に申し上げまして、5年後またどうなるのかわかりませんけれども、そういった道義的ないわゆる協議の場を経て窓口を設定されたことについては評価をしたい。ただし、強要は基本的に、合併したから即3分の1になる、こういうような代物ではない、そのように思いますけれども、再度そこら辺の具体的な答弁をお願いします。  議長、追述します。それじゃ他の団体も、例えば極端に言うと、職員の共済とか、いろんな団体が県にあるわけですね。それをすべて3分の1ですか、例えば例題から関連しますと。そうじゃないでしょう。共済組合関係については、職員から何からで、結局その合計でしょう。何ら外部組織について合併の効果はないのが当たり前ですよ。確認だけお願いします。 69 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 70 ◯町長(末安伸之君)  先ほどから各議員から御質問いただいておりますけれども、私としてはすべて一理ある御質問だということで、肯定的に受けとめさせていただきながら御回答をしているところであります。ついては、5番議員の藤光議員がおっしゃることについても、当然みやき町の立場から、また対外的な面から言えば至極当然なことでありますので、先ほどからの議員のすべての御意見等についても、私も同様な考えがありますので、それらを数カ月にわたって推進委員会等でも協議をする中で、さまざまな意見を集約した中での最終調整ということで御提案をしているところでございます。  ただいままで御質問いただきました各議員の御質問趣旨については、十分心得て御提案をさせていただいているつもりでございますので、よろしくお願いを申し上げます。 71 ◯議長(碇 長吉君)  牛島議員。 72 ◯32番(牛島重憲君)  32番牛島です。それぞれの議員の方から御意見が出されておりますし、今質疑されておりますから、重複しないように注意をしながら質問させていただきます。  まず1点には、私の勉強不足かもしれませんけれども、せんだっての全員協議会、過去3回ほどありましたけれども、2回ほどあったですけれども、その説明の中では平成16年から21年までの間については、過去3町分の費用という形の中で整理して5カ年間はしてもらうと。あと5カ年については20%減という形の中で、組合案第2案ということでお願いをしたいという説明がありました。それにあわせて規約案という形の対処、言うならば二つのものが、いずれの方向でということは首長会議の中で決定をされる、方向性が出るだろうという話は聞きました。  今回、過去5年間における、21年からの20%減については、今回は負担増についてはありませんということでしたので、私は議会の中で、やはりその辺の説明というものは当然やっておくべきじゃなかったのかなという感じはいたしております。以前どこかで話をされたということであれば大変恐縮ですけれども、そういったものの説明が十分なされていなかったというのが一つあったので、その辺がどうしてそういったふうに、逆に言えば、21年から5カ年間の20%減が何でなくなったのか、その辺をちょっとお聞かせ願いたい。  また、過去のことを申し述べるというのは大変恐縮ですけれども、規約案並びに10カ年、5カ年間というふうなことの論議がありましたけれども、その論議が何で規約案からいかなかったのかなということを、素朴な意見として持っております。構成団体という形の中で、それぞれの広域市町村圏組合の規約がある以上は、その規約にのっとってやるべき事柄だというふうに私は思いますので、その辺が何で5年、10年とか、規約案という3案が出てきたのかというのが、重複しない程度の回答をいただきたいというふうに思います。  それから、もう一つは、過去この5カ年のということについて、4回の協議会の中で折衷案として出ましたと、整理しましたということでしたので、この間相当の議論はされたわけですけれども、ちょっと私の聞き違いかもしれませんので、間違っていたらおわび申し上げますけれども、5カ年するということが決定をしたやに聞き及びましたので、この辺はこの議会で、そういった5年でいいよという議論はしていないというふうに記憶をいたしておりますので、私の聞き違いであれば、その辺は訂正をいただきたい。  なお、この基本になっている金額等については、運営費ということでされております。その運営費が、合併に伴い厳しい財政をそれぞれに持っているわけですから、その厳しい財政はみやき町でもしかり、どういったことで節約をするのか、補助団体にしてもしかり、何%のカットを余儀なくされている、いろんな面で節減をしてくれ、事業費についてもカットということの問題も、それぞれ計画の中で出ておるやに思います。しかしながら、この金額の数的に言えば、5カ年間はお願いをしたいという折衷案であったということは、私はそういった気持ちというのはやはり議員もさることながら、住民の方々についての説明責任等についてはどういうふうにお考えになっているか、その辺についてもあわせてお尋ねをいたしたいというふうに思います。まず最初に質問としてそういったことを述べますので、御回答いただきたい。 73 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 74 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  まず、議会の中で十分説明していないのではないかという御質問でございますけれども、当然議会の中での、本会議での御説明というのは今回初めてでございます。しかしながら、重要な規約改正の案件でございますので、首長会での協議を踏まえて、過去、ただし副委員長以上に御報告をさせていただき、そしてまた、規約改正の新旧対照表の資料提出を定例議会終了後にさせていただき、なおかつ、先日の15日に全員協議会をお願いして、本日の提案の趣旨内容についての御説明をさせていただいたところでありますが、十分意を尽くせない説明内容であったかというような御質問でございますので、これらについては、また本議会の中で御説明を正式にさせていただきたく、今回答を申し上げているところでございます。  20%の逓減率がなくなったことにつきましては、先ほど申し上げましたように、組合推進委員会の両案について協議をし、みやき町としては両案について異を唱えましたので、約2カ月近く調整をしていく中で、折衷案として5カ年ということになったことを改めて御報告をさせていただきたいと思っております。  それと、住民に対する説明責任をどう果たしていくかということでありますが、私は、日本国というのは議会制民主主義でありますので、議会の中で議論をしながら、そしてまた、同じ目的を持って住民の福利、生活向上を図ることを目的としておりますので、議会を中心にまず議論をさせていただき、御報告、御説明をさせていただきながら、なおかつ、当然区長会とか、また広報等を通じながらでも御説明をさせていただきたいと考えているところであります。  以上です。 75 ◯議長(碇 長吉君)  牛島議員。 76 ◯32番(牛島重憲君)  回答いただきましてありがとうございました。特に20%減等については、折衷案という形で首長会議等の中で整理をさせていただきましたということですので、その辺については今説明をしておるということですから、私もそのことを受けておるわけですけれども、前回の会議の中で、ある議員の方から、このみやき町における広域圏にかかわる規約の問題等については、ぜひみやき町の議会の雰囲気を伝えてほしいと、その中からどういった方向でいくか、町長、その辺の回答をひとつお願いいたしますという問題も提起されたやには記憶があります。私自身もどういった方向性で整理されていくのかなという感じを持っておったわけですけれども、今先ほど言われるように、過去4回の協議会の中で、折衷案として5カ年ということで決定いたしましたということですが、私は、るるほかの議員も言われておるように、やっぱり規約案どおりやってほしいなと、そういうことにおいて厳しい財政の措置として、今回については私は、いろいろ御意見ありますけれども、ぜひそういった意味での規約案どおりでやっていただきたいという気持ちは今のところも変わっておりませんが、ぜひそういったことの意見について、お願いしますということになっておりますけれども、それが回答について、規約案どおりならなかったことについて、再度またひとつお願いをいたします。  それから、運営費の関係等について、先ほどの議員の方から、運営費は何も変わらないという形の中でやられておりますけれども、この規約の中でも、報酬額、それから旅費、交際費などなどについても、この厳しい状況で同じだというふうには考えられないのじゃないのか。やはり十分精査された上での、言うなら運営費ということを明らかにしておくべきじゃないかというふうに思いましたので、その辺どういった議論になったのかについてはお聞かせ願いたいというふうに思います。  それから、住民説明等については、議会制民主主義、私も住民の代表という形の中で議会に出ておりますので、百も承知いたしております。事が内容的にはやっぱり合併という、3月段階において三つの自治体が新しい自治体ということで生まれ変わったので、それらについての結果として、この広域圏のことについては必要性も十分承知いたしております。当然、広域圏の事務組合というものがどれだけ重要かというのは、過去いろいろ経験する中での必要性は知っておりますけれども、やはりそれに対する負担金等の均等割負担金等については、建設費いろいろの問題は別としてでも、均等割負担金等については、やはりそういった意味合いでは十分内容的には精査していただくべきじゃないのかというふうに思いましたので、再度この辺についても説明をいただきたい。  先ほど中途に変わりましたけれども、住民説明の関係については、今後広報なり区長会の中で説明をしていきたいということですので、ぜひそういった意味での説明はやっていただきたいし、私たちも議会人の一人としては、こういった経過を踏まえて、こういったことになりましたというのは責任を持って住民に明らかにすることも責任がございますので、そういった対応はさせていただきますけれども、私は欲を言うなら、住民のそういう団体もさることながら、行政として地域住民の方々に説明をするということも考えてもらってもいいのじゃないかという感想がありましたので、発言をさせていただきましたことをつけ加えて、そういった意向はなくて、先ほど、区長会、広報でやるということで御勘弁いただきたいということであれば、それなりに対応をすべき事柄かなと思いますので、一応私の存念としてはそういったことも踏まえてやってほしいということで申し上げておりますので、その辺の考え方があれば、お聞かせください。 77 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 78 ◯町長(末安伸之君)  まず、御質問にお答えをいたします。  議会の意向を踏まえながら、私も慎重に組合との協議を重ねたいということで、一たん推進委員会で決まっていた原案に対しての異を唱え、保留という態度を示させていただき、まずは議会の意見交換という場をお願いしながら、意見を1回目お聞きしました。  そういう中で、推進委員会が示す、10年と5年の逓減率を定めたものについての理解は十分求められないという見解を第2回目に示して、さまざまな議論をしましたが、本来なら牛島議員がおっしゃるように、私としても一日でも早く合併の効果を生み出したいということで、この問題についても、直ちに一自治体としての均等割を適用していただきたいという気持ちは持っておりますが、今日までそれぞれの自治体の中で財政運営上効率的に、そして、サービスを効果的に行う意味で、お互い広域圏組合というのを組織化しながら行政運営をしていった方が、より安価で効率、効果的にできるということで、一定の信頼関係をもとにこの運営に参加をしてきたところでありますので、それらをかんがみますと、今後みやき町が異を唱え続けながら、他の構成団体の理解をいただけない場合においてのことも想定した場合、組合から脱退さぜるを得ないという状況、最悪な状況を避けることも念頭に置きながら、ぎりぎりのところで、この折衷案についての方針を私として内諾をし、本議会に御提案していることについての御理解をお願いいたしたいと思っているところであります。  そしてまた説明責任については、すべてこの問題だけではなくて、できる限りの情報の公開のみならず、積極的に情報発信をしていくことが必要であると考えておりますので、議会制民主主義ということを中心に踏まえながら、区長会の皆さん等にお知らせをしながら、議会の広報等のお力もかりながら、多くの町民の皆さんに行政情報の伝達、公開等に努めていく所存でございます。  以上です。 79 ◯議長(碇 長吉君)  牛島議員。 80 ◯32番(牛島重憲君)  済みません、先ほど運営費の関係等についてはどういった協議がなされたのかとか、もしされていないとするなら、今後の扱いとしてはどういうふうにするのかということについて、協議内容がちょっとわかりませんでしたので、その運営費の全体的な協議がどういうふうにされているかについてだけは、できれば回答してほしいと申し上げておったというふうに思いますので、その辺の回答をお願いいたします。 81 ◯議長(碇 長吉君)  岩崎助役。 82 ◯助役(岩崎和憲君)  済みません、それじゃ私から御答弁申し上げますけど、運営費の総額につきまして、それはもう過去からずっと介護保険でありますとか、それぞれやっておるわけですから、対象者等々は決まっておりまして、多分総額の議論は、この合併に伴いましての議員定数をどうするかとか、均等割の負担をどうするかという部分で議論がなされておりまして、総額そのものは議論はされていないと思います。毎年の議会といいましょうか、各一組のですね──で予算を組まれるということで、毎年度なされていくものと思っています。そういう中で、やっぱり議員おっしゃいますように、厳しい中でいろんな報酬でありますとか、いろんな経費をなるべく少なくして、今いろいろお願いを申し上げています均等割につきましても、3町分ではありましょうけれども、なるべく少なくなるような、総額がそういう形で、副管理者に町長もなられますので、組合の予算を決めていくときに頑張っていかんばいかんというふうに思っております。 83 ◯議長(碇 長吉君)  11番石橋議員。 84 ◯11番(石橋剛直君)  11番石橋です。私は、この問題は単純に考えているんですが、つまり一部事務組合の事業の中身が変わったわけじゃない、ただ合併によって事務組合を構成する自治体の数が減っただけだというふうに単純に考えているわけです。そういう意味で藤光議員が言われたように、これは一部事務組合の内部的な問題であるという意見を言われましたけれども、私もそうかなというふうに思っております。  それで、その上で5年間据え置き、6年目からはこうするという案が出ました。しかし、6年後に、じゃあこの問題は、一部事務組合の負担の問題ですね、負担金の割合の問題はそれで解決をしているのかと、解決するのかという問題ですよ。全然しないと思いますね。例えば、途中で合併が起こる、全然対応できないわけですね。  端的に言えば、構成する自治体の数が減った、その負担割合の中に均等割の部分がある。例えば広域圏の組合で言えば、第15条の第2項3号の介護保険事業、均等割20%、その他が80%と。この均等割の20%の部分を、端的に言えば、減らしていけば、構成する自治体の数が減っても──いかように減っても対応できるわけです。もっと端的に言えば、均等割の部分をゼロにすれば、どのように合併なりが起ころうとも、全く事業内容、それから負担割合、関係がないわけですよ。  ゼロにするというのはちょっと極端な話ですけれども、例えばほかの自治体から、例えば上峰町なり基山町から、負担増があるというようなことがありましたが、6年目から払うということですよね。そしたら上峰町の町長さんは、均等割の今言った20%の部分を例えば10%にするとか、均等割の部分を減らして負担を平等にしたいと、できるだけ平等な形で、構成する団体が困らないような形で、この負担のことを考えたいという提案があったのかということですよ。その点どうでしょうかね。でないと、6年後、あるいはその途中でいろんな問題が起こる、これはもう内部的な問題だと僕も思います。それは解決できないじゃないですか。その点、回答願います。 85 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 86 ◯町長(末安伸之君)  まず協議の中で、特にごみの負担割合につきましては、建設割合についてはもう既に旧町時代に建設していますので、そのルールを変えることはできませんが、いわゆる今後運営費、ランニングコストの負担割合についての提案は一応させていただきました。すべて排出量割にした方が、より平等ではないかという提案もさせていただきましたが、ちょっと現時点では理解をしていただくことはありませんでした。  石橋議員がおっしゃるように、すべて公平ということから言えば、もうすべて均等割をなくした方が一番ベターであるというふうに私も考えておりますが、従前からの協議の中でルールが定められ、人口割、均等割というような規約が定められております。今回は、御指摘のように、規約の中での自治体の数の減少でありますので、それに伴って激変緩和措置というか、合併しなかったところに対する財政的な緩和措置をどうしていくかという議論が中心になってきたところでありますので、よって上峰町等からの主張としては、合併できなかった町に対して、みやき町としても今まで同じ構成団体として一緒に協力関係、信頼関係の中でこの運営をしてきたので、経過措置をぜひとも最初は10年設けてほしいということでしたが、協議をしながら、少なくとも5年経過措置を設けていただき、残り5年は軽減措置を設けていただきたいという申し入れもありましたが、みやき町としては、やはり住民に説明する責任として、私としてはぎりぎりのところ5年間でしか対応できないということで、しばらく平行線をたどっていたんですけど、最終的にはもう期限が迫ってまいりましたので、他の構成団体についてもお互いやむを得ないという立場の中で、今回御提案をさせていただいているところでございます。  以上です。 87 ◯議長(碇 長吉君)  11番石橋議員。 88 ◯11番(石橋剛直君)  執行部初め末安町長のお立場というのは、僕は理解をしているつもりですが、ほかの町の町長や市長が、僕はちょっと怠慢だと思うんですよね。均等割の部分をこれだけ残しておいて先送りにしているだけなんですよ。だから、仕方ないから末安町長は3年間で何とか調節をしたいとか、いろいろですね、一緒にやっていかなきゃいけない立場上そう言っておられるだけで、別にみやき町が有利になるようにとか、そういうことじゃないわけですよね。つまり、それぞれの一部事務組合の事業に応じて、実態に即して負担割合を考えようという、これはいい機会であるはずなんです。しかし、一たんこれが決まってしまえば、みやき町だけ後からこの割合がおかしいから、この部分は払わないというわけにはいかないものですから、今一生懸命議論をしているわけだけれども、私としては、なぜ均等割の部分に、つまり減らすということで提案ができないのか、その辺非常に不満なんです。これはもう答弁ありましたので、さらに御回答いただくという問題ではないでしょうけれども、私はとても不満なんです。これが一部事務組合を構成しているそれぞれの自治体にとって平等であるとは思いません。だからこそ鳥栖市は、あんなにもめる鳥栖市議会が、均等割の部分が大きければ自分たちに少しは有利かなと、すんなりと可決したものというふうに思っております。  以上です。 89 ◯議長(碇 長吉君)  ほかにございませんか。41番山崎議員。 90 ◯41番(山崎淳一君)  山崎です。石橋議員と大体関連することでありますので、くどくどは申しませんが、例えば、均等割という文字が出る以上は公平だというのが当然でありますから、例えば数字に出ますと、あの大きな鳥栖市が1、他も1、合併をしたからみやきは3というのは、私は平等公正じゃないというふうに思うわけです。ですから、金額的に言いますと、もっといろんな算定をされて、そして、例えば均等割と人口割と言うならば、みやき町がそれだけ減るというなら、当然これは負担をせざるを得ない部分もありますから、それは何かの形でみやき町には負担をしてもらうというようなものは、恐らく今後は三田川町にしろ、そのほか合併をするところになりますと、こういう同じ問題が出てきますから、そういうところはきちっと協議会の中でも話をすべきじゃなかったんではなかろうかなと。今からでも私は遅くないと。修正ということになりますと問題になりますけれども、我がみやき町だけのことを考えますと、私は十分それでもやっていけるんじゃないかなと。  いわゆる合併の効果というのは、数字を見れば住民の皆さんもすぐわかるわけです。何でみやき町が3なのか、鳥栖市が1なのに3なのかという単純な考えで言いますと、そういうふうなことになると思うので、1は1にして、あと、みやき町の負担分をじゃあどうするかというのは、協議会の中で当然出てこなければならなかった問題じゃなかろうかなというふうに、石橋議員と同感ですけれども、そういったことで質問いたしました。 91 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 92 ◯町長(末安伸之君)  私もそうですけれども、それぞれその自治体の責任を負っているわけですので、やはり私はみやき町の立場、みやき町の住民の皆さんの立場での見解を述べながら、お互い広域で行政運営を行っておりますので、それは話し合いながら、お互いがそれぞれの考えを主張したままでは、今日まで広域での行政運営は当然できなかったと思います。  今回についても、私もいろんなみやき町としての立場も申し上げましたし、時間もいただきましたが、最終的には折衷案として5カ年ということで、お互いやむなく承知しながら御提案をしているということで、短絡的に見れば、確かに5カ年は合併した効果というのが生じませんけど、6年目以降は当然生じていくわけですが、はっきり言って、組合を脱退すべきか、しないかについても、これは当然、頭から組合を脱退したら、とても単独で運営はしていけませんから、単独で運営していくということは、みやき町の住民の皆さんの負担が著しく生じますので、一応念頭には置いていませんでしたけれども、どうしてもやはり組合議会、広域の中での話し合いという民主主義のルールの中で、私の立場だけ、または鳥栖市、上峰町の立場だけ主張していきましたら運営ができません。  よって、今回いろんな調査をしまして、万が一、1団体でも規約案についての合意が見られなかった場合については、自動的に8月31日をもって、この組合議会から脱退したものとみなされるというようなことになるというような見解が、上部機関とも指導を仰ぎましたけど、そのような事態にならないように、ぜひとも御理解をお願いしていかなければならないという中での最終的な調整をさせていただいたということで、ぜひとも御理解をお願いいたしたいと考えているところであります。  よって、今後とも介護保険、消防等を含む行政運営につきましては、広域での運営を行った方が、みやき町としては住民の皆さんの負担軽減にもなるし、その負託にこたえていくことができるものと判断しながら御提案していることについての御理解を、ぜひお願い申し上げます。 93 ◯議長(碇 長吉君)  山崎議員。 94 ◯41番(山崎淳一君)  山崎です。言われる内容はわかるんです。なるべく我々も理解をしようというふうに考えておりますから。しかし、何人からも出ておりますように、せっかく合併したんだから、効果というのは、すぐは出ないかもしれませんけれども、そういったいわゆる均等割とかというところには、私は数字的には均等割、当然平等だというのがあるというふうに先ほども言いましたけれども、そういう問題でそのことを提案した以上は、修正もきかないというならば、もう何にもできませんけれども、私は継続審議にしても、他町にやっぱりみやき町はこういう問題が大きいよというのを知らせるべきだというふうに思うので、その継続については町長どういうふうにお考えですか。 95 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 96 ◯町長(末安伸之君)
     この均等割とかの見直しについては、規約そのものの根幹にかかわることで、今回は自治体の減少に伴う規約の変更でありますので、この根幹にかかわる問題については正式に議題として議論はさせていただいておりません。既に、規約の根幹については、それぞれ協議する中でルール化をされておりますので、これを改めて審議することについては、また別の考え方、別の機会をもってしていかなければならないと思っております。  いずれにしましても、今日までの協力関係、そして、今後の行政運営の中で、組合として参加をした方が、より住民の皆さんの負託にこたえることができるということでの選択でありますので、御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。 97 ◯議長(碇 長吉君)  ほかにございませんか。内川議員。 98 ◯13番(内川 妙君)  時間も随分たちましたけど、二つほど質問します。  随分苦渋の提案だったということは本当によくわかっています。理解をしています。先ほどからいろんな議論が出ていますが、これは単純に組合を構成する自治体の数が変わったためにどうするかという議案ですよね。原理原則に立てば、自治体の数が、もうみやき町は3月1日から団体としてありますけれども、中原町も北茂安町も皆もう団体としては存続しないわけですよね。現実的にはそうですよね。だから、構成する団体は既にもう数が減っている、その大原則の上で議論されるべきだというのが、そうされていないということがちょっと不思議ということがまず一つですね。  そして、もう一つは、これからも多分合併があり得るし、もっとほかの事務組合に加入しているところの合併も多分あり得ると思いますね。そのときに、その状況に応じていろんな緩和策とかを考えるのではなくて、まず原則論を考えるべきではないかという意見は出なかったか。首長会や、そういう検討委員会みたいなところで、まず原理原則、例えば、合併したその年と翌年までは前団体の数でする、そして次からはもう1団体としてしようとかいう、そういう全員で同じ方向に行こうという、どんな場合でも歩を同じにしようというふうな考え方は出なかったのかということもお聞きしたいと思います。  合併は、いろんな小異を捨てて大同につくという形で合併をしているわけです。それぞれいろんなものも、まだ持ち込んだままで合併しているわけですよね。みやき町内でもそうですけれども、それにかかわる、例えば鳥栖市は、合併協議を続けて、鳥栖市の方からみずからやめますとおっしゃって、上峰町は何回誘っても、いや入りませんとおっしゃっているわけですから、そういうことも含めて原理原則に立った議論がなかったかということもお聞きしたいと思います。  以上です。 99 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 100 ◯町長(末安伸之君)  推進協議会での報告、そして首長会の中で、原理原則の話し合いについては、まず、お互い広域、いわゆる広域組合等で行政運営した方がより効率的であるということは、それは原理原則で当然確認をしました。しかし、その中でそれぞれ自治体の責任を負っていますので、財政的に言えば、お互いそれぞれの立場で主張しますので、私はみやき町の立場で、より安価にサービスは今のままでと言う。他町にすれば、みやき町が合併したことによって、特に上峰町、基山町というのが次年度から均等割額が急にふえますので、それについての譲歩をやっぱり求められるわけです。その両案に対して、みやき町はみやき町の立場を主張しながら、最終的にこういう提案に至ったことについてはお願いをするしかありません。  原理原則の話は、組合を存続させると、今の構成団体ですね。みやき町は1団体になりましたけど、そういうことについてはもう語らずともお互い理解していますので、その他についての原理原則については、協議をしたということは報告も受けていませんし、首長会でもそのような協議はしておりません。最終的には、それぞれの自治体の立場での主張をしながら、結果的にはお互い譲歩をしたという形になっているところでございます。  それと、均等割の意義のついても、いろいろごみのときにもお話、協議をしたんですが、私は均等割の率については適正な均等割率を定めていかなければならないと思います。均等割をなくすことについては、やはりある意味じゃ平等の原則から逸脱するのではないかなという気もします。なぜなら、10万の市であり1万の町であっても、同じ一つの法人格を有していますから、一つの人格として均等割というルールについては、私としては肯定的に考えているところであります。  以上です。 101 ◯議長(碇 長吉君)  内川議員。 102 ◯13番(内川 妙君)  言わずもがなですが、私も団体を存続させないというつもりで言っているわけではなくて、存続するためにはどういうやり方がよかったのか、今後、例えばみやき町は今不利な立場にいますよね。みやき町になったわけだから、本当ならば即1団体として認められてもいいのに、不利な状況にある。でも、今後違う立場に立つということもあり得るわけですよね。ほかの町村も合併によって、また同じ立場に立つということは当然あると思うわけですよ。だからこそ、本当にもう町の行政を主導する立場の人たちが、きちんと原理原則で話すべきではなかったかということをちょっとお聞きしているだけです。 103 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 104 ◯町長(末安伸之君)  原理原則というか、協議の過程の中では第2次、第3次合併が当然考えられるということは協議しました。その中で、やはり激変緩和として経過措置を設けていくことについてはお互い理解をしていたんですよ。なぜなら、みやき町は今回合併による効果が6年目から生まれてきますけど、今後、鳥栖市、基山町とか上峰町、三田川町、東脊振村がもし合併するとするならば、当然今のルールより均等割負担がふえてくるということになりますので、そのときには、今回が議決いただければ、新しいルールの基本になりますので、そのときも当然このルールどおりにいかなければならないと思っております。お互い、いつどの立場になるかということは、みやき町にとっても将来は他の団体の今の立場になる可能性もあるかと思います。その中でお互い理解をし合いながら、譲歩しながら、ひいてはその組合をやはり健全に存続させていくことで、お互いの利益になるという判断のもとでございます。  よって、今、内川議員が御指摘、御意見の中での原理原則について、それに焦点を絞って話したことはございません。協議の中では、御質問の趣旨の一部についての協議をしたことはありますけれども、正式な、照準を絞ってその問題についての話はしておりません。  以上です。 105 ◯議長(碇 長吉君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 106 ◯議長(碇 長吉君)  お諮りいたします。暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(碇 長吉君)  暫時休憩いたします。                 午前11時57分 休憩                 午後1時29分 再開 108 ◯議長(碇 長吉君)  休憩中の本会議をただいまより再開いたします。  午前中に引き続き、本会議を再開いたします。  質疑が終わりましたので、これより討論を行いたいと思いますが、討論ございませんか。益田議員。 109 ◯42番(益田 清君)  私は、各議員の皆様からそれぞれこの議案第40号につきましては質問がありました。ここにこうして住民の負託を受けて立っておるわけでございますけれども、合併におけるメリット、そういうものが住民の皆さんから今問われているわけです。私も町内の方から、余りにも合併していいことがないので、何かありますかというような、そういった声もかけられる中で、やっぱり何か緊縮財政の中で、このみやき町がこういう点は光っているんだと自信を持って言えるような施策を望んで、さきの議会でも質問などしてきたわけでございます。  私は、この件に関して白石町の企画課の担当者の方に長時間電話をかけて、この負担の問題について、均等割の問題について伺ってまいりました。やはりどこも大変なんですよ。12町から10町村。負担がふえれば負担が減る、負担が減れば、どこかは負担がふえると。大変なんだけれども、先ほども言いましたように、やはり最初80%、介護保険では88%、計算上、私計算したら88%になりますけれども、それから6割、4割、2割、ゼロというようなことで、そういった緩和措置ということで、それぞれの市町村の方も了解されてスタートされているというふうなことでございました。  この論議をする中で私が気になったのは、定数の問題でございました。定数が20から17というようなことでございますけれども、みやき町は6名から3名となっております。何で3名なのか。この介護保険問題等も含めて、2億数千万円の財政の持ち出し、それはやはり住民の負託を受けて、議会がしっかり住民の声を反映させる場として、この議会というのは非常に重要だというふうに思うんです。だから私は、質問したときに答弁は、6名を維持したけれども、それができなかったという、頑張ったけれどもできなかったと、6名ができなかったら、それなら5名で頑張った、それでもできなかったと、そういったやりとりも、運営委員会の中で頑張ったけれどもできなかったというようなことの答弁はなかったというふうに思うんですよ。どこか上から、一番、端的に言うと、市から言われたまま、その定数はうのみにしたというふうな感じを私は受けておりました。  この負担金もそうだと思うんですよ。市から言われたからこうなんだと。非常に自主的な、そういう住民の立場に立った、そういったことで頑張ったというような回答が得られなかったというふうに思うんですよ。  私は、白石町の場合は6歳未満児の医療費無料化を全体に広げるなど積極的な施策をされておられますけれども、やっぱりそういう点で住民の立場に立って、この負担金も頑張られたというふうにお聞きしております。よって私は、先ほど5年間の3町分を合わせた形でみやき町が負担していくというのは、これは余りにも同じ3町の、この白石町、1月1日スタートした白石町と、同じ合併をしたところと比べて余りにもギャップが大き過ぎるというふうに思うんです。だから私はもう少しですね、ひとつ再検討していただきたいと、そういうお願いです。よって、これを私は町民の皆さんに、私は賛成しましたというふうには報告できませんので、反対の意見にかえます。  以上です。 110 ◯議長(碇 長吉君)  次に、賛成の方。古賀議員。 111 ◯38番(古賀秀實君)  私は、賛成の立場から討論をさせていただきます。  この議案は、鳥栖地区広域市町村圏組合の規約変更議案でありますが、まず、この広域圏組合がなぜ存在しているのかを考えていただきたいと思うのであります。そもそも行政の一部を共同で処理することは、行政を効率的かつ安い経費で行うために、ある一定の地域内の自治体がお互いの利害関係を乗り越えて一部事務組合を組織して、今日に至っているところであります。その根底には、広域圏に参加した自治体同士の理解と譲り合いがあればこそ成り立っているのであります。  現在、電算、介護、消防、ごみ、し尿等、議案第43号まで一部事務組合で事業が運営されているところであり、一自治体の考えでこの広域圏を混乱させることは決して行ってはならないことであります。仮にこの議案か否決されれば、8月31日をもってみやき町は、この広域圏から離脱したことになり、自然消滅し、その事務事業を単独で行わざるを得なくなるのであります。よって、膨大な事務量と費用が必要となり、その損失ははかり知れないものがあり、これは重大であります。先ほども申しましたとおり、今回広域圏を離脱し、みやき町独自に電算処理を始めるためには、どれだけの時間と経費がかかり、住民生活に与える影響はどれほどになるのか、よく考えていただきたいと思うのであります。恐らく9月1日以降の多種多様な行政事務は大混乱に陥るのではないでしょうか。そのとき混乱の責任はだれがとるのでしょうか。行政だけに責任を負わせてよいのか。審議した議会の責任は発生しないのでしょうか。  反対意見は反対意見として尊重しなければなりませんが、しかしながら、事この議案については、その影響が大きく、住民に即、直接的に影響が出ることを熟慮していただきたいのであります。合併による効果が即必要であるということは当然のことであります。個々の自治体の判断により共同事務を行って、今日まで歩んできた構成市町村である団体の意見というものも、今後、構成市町村として共同事務を保っていく上では、考慮することも大切なことであると思うのであります。  既に5年後の負担増となる他構成団体の議会においては、この負担増を御理解いただき、三田川町を除き、議案賛成の可決がなされ、鳥栖市においても今月20日の臨時議会において可決されたところであります。私も、据置期間が5年間ということが果たして妥当なのかそうでないのかは、判断に苦慮するところでありますが、合併協議中から今日まで幾度となく協議を重ね、これまで構成市町村で協議した組合案ではなく、議案第40号から議案第43号まで一歩も二歩も前進したみやき町規約変更案で譲歩されており、日々の住民生活に多大な影響を及ぼす広域圏組合規約の変更議案を評価するとともに、重大な議案であると認識し、本議案に賛成するものであります。  以上、賛成討論を終わります。 112 ◯議長(碇 長吉君)  ほかに討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長(碇 長吉君)  これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第40号は原案のとおり決定することに賛成の方の御起立を願います。     〔賛成者起立〕 114 ◯議長(碇 長吉君)  賛成議員26。よって、賛成多数によって議案第40号は可決されました。       日程第4 議案第41号 115 ◯議長(碇 長吉君)  日程第4.議案第41号 鳥栖・三養基地区消防事務組合規約の変更についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。古賀総務部長。 116 ◯総務部長(古賀利男君)  議案第41号 鳥栖・三養基地区消防事務組合規約の変更について。  鳥栖・三養基地区消防事務組合規約を次のように変更したいので、地方自治法第 290条の規定により、議会の議決を求める。  平成17年7月22日提出、みやき町長、末安伸之。  提案理由でございますけれども、鳥栖・三養基地区消防事務組合を構成する市町のうち、中原町、北茂安町及び三根町が平成17年3月1日に合併し、みやき町となったことに伴い、組合規約を変更する必要があるので、地方自治法第 290条の規定により、この議案を提出するものでございます。  この規約の一部を変更する規約でございますけれども、この規約の変更についても新旧対照表でもって御説明を申し上げたいと思います。  まず、第2条でございますけれども、組合を組織する地方公共団体については、提案理由でも御説明申し上げましたように、中原町、北茂安町、三根町が合併し、みやき町となったために、関係市町村の組織の改正でございます。  それから、第5条でございますけれども、議会の組織といたしまして、従来鳥栖市が4名、これが5名と、それから、いわゆる旧3町、中原町、北茂安町、三根町がおのおの2名であったものが3名と、この分についてもさきの議案と同様に、各団体の均等割、それから人口割によって、今回選出区分の変更をお願いしているということでございます。  それから、第6条についての組合議員の選出の方法等でございますが、この分についても、いわゆる各構成団体での議会と執行部との関係を組合議会においても同様とするために、組合議会議員はいわゆる構成団体の議会の議長、及び議員から選出するというような改正内容でございます。  それから、それに伴って議員の任期等についての変更もお願いをいたしているところでございます。  それから、第9条でございますが、執行機関の組織及び選任ということで、この分については関係市町の長の互選によって、管理者あるいは副管理者については、管理者を除く関係市町の長を充てるというような考え方での整理でございます。  なお、収入役についても、関係市町の収入役のうちから選任するというようなことでの変更でございます。  それから、12条、13条につきましては、いわゆるこの文言の整理をさせていただいております。  附則でございますけれども、この規約は地方自治法第 284条第1項の規定により、知事の認可があった日から施行するというようなことでございます。  附則の中で、第2項でございますけれども、改正前の第6条第1項の規定により、議会において選挙された議員は、改正後の第6条の規定により、議員のうちから選出されたものとみなすと、この分については鳥栖市の場合についてが、いわゆる議員という選出の方法がございますので、そういったところが該当するということでございます。  以上で、内容説明を終わらせていただきます。 117 ◯議長(碇 長吉君)  提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。益田議員。 118 ◯42番(益田 清君)  42番益田。議案第41号 鳥栖・三養基地区消防事務組合規約の変更についてということでございます。私は前議案についても、この議員の定数について非常に疑問に思っているわけです。今回も6名から3名にするというふうなことでございます。特に予算関係などは鳥栖市にとって有利で、みやき町にとってちょっとというような予算も出てくるというふうに思うわけですよ。そういうときには、やはりこの議会議員の採決というのが物を言ってくるのではないかというふうに思います。また、要望等も含めてですね。  前回、どこでしたかね、消防車の配置の問題で住民の声が上がったときに、この議会議員の定数ということで、この定数が上回っておけば、こちらに持ってこられたのにというような、そういったこともあったわけです。この定数というのを安易に6名から3名に、ただ削減すればいいというふうなことじゃないと思うんです。だから、何で3名なのかなというふうに思うんですよ。上峰町は2名でしょうが。上峰町が1名、もう一つふやしてもいいんではないかと思うわけですよ。そういう点で均等割の云々かんぬんありますけれども、こちらの主張としてはどういうふうな考えで臨まれておられるのか。その分について、どういうふうなやりとりがあったのかということをお聞かせ願いたいというふうに思います。 119 ◯議長(碇 長吉君)  古賀総務部長。 120 ◯総務部長(古賀利男君)  この定数の問題等については、議案第40号の中でも担当課長の方から御説明がございましたように、従来は議長と町長が組合議員というような中で、この組合議会がなされていたと。構成団体、鳥栖市の場合については、当然、管理者になった場合については、いわゆる組合議員としての定数が4名ございますので、そういった中で議論がなされているわけですけれども、今回、基本的にこの鳥栖地区の広域圏の組合定数の件につきましては、いわゆる関係市町の町長については副管理者に置くというようなことで、議会と執行部との区分を明確にしたというのが一つございます。  そういった関係で、関係市町の町長については副管理者と、執行部の頭に当たるわけですけれども。そして、その組合議会の中の構成員としては、議長及び関係市町の議会の中から選出された議員でもって議会を構成していくと。そこの中での案分として、各団体に均等に1名ずつ配置をして、それ以外については、いわゆる人口割でもって定数を定めるというような基本的な考え方が、この鳥栖地区の広域圏の中で整理をなされておりますので、当然、第40号、それから41号、42号、43号とそれぞれ一部事務組合の規約の変更をお願いいたしておりますけれども、定数の考え方についてはそういった基本的な考え方で、今回の規約変更ということをお願いいたしておりますので、また人口等の増減があった場合については、当然そういった組合議員の変更等の議論というものも出てくるんじゃないかなというふうな考え方をいたしております。  そういうことで、構成団体の中で一つの考え方として、この規約の変更をお願いいたしておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思っております。 121 ◯議長(碇 長吉君)  益田議員。 122 ◯42番(益田 清君)
     これ、議長と町長が議員と、前は議員だったというふうなことで、今回は副管理者という位置づけというのはわかりますよ。それで、鳥栖市が5、基山町が2、みやき町は3、上峰町が2というふうなことでなっておりますけれども、この人数から見ると、例えば鳥栖市と上峰町の意見が一致すれば、このみやき町の声というのは反映できないような人数の配置じゃなかろうかというふうにも思うわけですよ。だから、やはり強い者に押されるというか、そういうふうな議会の人数の配置じゃいけないのじゃないかというふうに、私はちょっと感想で思ったわけですよ。  だから、6名から3名に減らすことそのものが、やはりそういった流れ的に二つが同時になって、一つの自治体を不利に陥れるというようなことはあっちゃいかんと思いますけどね、そういったことも察せられるわけです。だから、何で6名から3名になったのかなと。5名でもいいんじゃないか、4名でもいいんじゃないか、こういうふうに私ちょっと考えたものですから、先ほどもそういうふうなことを主張しているわけです。  だから、急激に6名から3名というようなことでされていますけれども、あえて均等割ということで1名ずつプラスして、新たに人口割ということで、そういう形でアンバランスも生まれているというふうに思いますけれども、そういうことで、ひとつ定数の枠組みも3名減っております。何で3名減なのかということをもう一回答弁願いたいというふうに思うわけですよ。その3名減らした根拠。4名でもいいと思うんですよ、5名でもいいと思うんですよ。だから、そういったことを交渉されておられたのかどうかということを、ちょっとお伺いしたいんです。 123 ◯議長(碇 長吉君)  糸山総務課長。 124 ◯総務課長(糸山英幸君)  総務課、糸山です。益田議員の御質問にお答えをいたします。  議員の定数の関係であります。先ほども議案第40号の中で御説明したように、一定ルールの中で議員定数を決めていくということの中で、みやき町が総数3名というふうに決定をしたわけでございます。  議論をされたのかということでありますけれども、私は幹事会の中で意見を述べさせていただいておりますけれども、当然議員定数につきましても負担金を考えたときに、議員定数についてもお話をしております。それに比例した内容でやっぱりいくべきじゃないかというお話もさせていただいております。しかしながら、一定のルールをつくることによって公平性を保っていくという、定数についてはこういう形の中でルール化をするということを決定したところでございます。全然議論をしていないということではございません。それなりにやっぱり議論をさせていただいているということで御理解をいただきたいと思います。 125 ◯議長(碇 長吉君)  益田議員。 126 ◯42番(益田 清君)  議論をさせていただいたというようなことでございますけれども、住民としては、ここがやっぱり決定的に重要だと思うわけです。ここで言うと、鳥栖市が5名、上峰町が2名と、トータル7名になるわけです。そうすると、恐らくこの2自治体の意見が中心になってくるんじゃなかろうかと思いますので、私はそういうふうなことを懸念したわけです。だから、ここで6名から3名に急激に落とすのではなくて、5名でも4名でももっとお願いして、やはり定数の枠組みというものを確保していただきたかったなというふうに、ちょっと私は思っているわけです。  それともう一つは、この基準財政需要額と、救急特別交付金というふうなことになっておりますけれども、この件につきましては、この持ち出し分については、一体3町のときと、今回合併してどのようになっていくものなのかということについて説明願いたいというふうに思います。 127 ◯議長(碇 長吉君)  古賀総務部長。 128 ◯総務部長(古賀利男君)  消防事務組合の規約の中で、この負担等については今回改正がなされておりませんけれども、これはいわゆる規約の中で消防費の基準財政需要額、及びそこの中の普通交付税がございます。それと、救急業務についての特別交付税というものがあるわけですけれども、そういったものを基本として負担するというような規約になっております。  当然、みやき町に3月1日になったわけですけれども、この交付税の算定そのものについては、いわゆる10年間、旧3町の基準財政需要額から基準財政収入額を引いた、その差が普通交付税として入ってくるわけですけれども、それと、みやき町で算定した基準財政需要額、収入額、その差が交付税として決定されるわけですけれども、そういった中で、平成17年度、16年度についても、当然3月1日からしておりますので、そういった年度になるわけですけれども、向こう10年間については、いわゆる旧3町の算定でした交付税でもって負担をするというような形になります。  したがって、先ほど広域市町村圏の中でも、5年間という一つの経過措置が設けられておりますので、消防についてもこの5年間についてはそういった形で負担をやっていくというような考え方でございます。したがって、旧3町ベースで交付税が算定をなされますので、その交付税が来た、いわゆる消防費の中の基準財政需要額の64%と、特別交付税で入ってくる救急業務、そういったものについてが当然一部事務組合の負担金として、向こう5年間、旧3町ベースでやっていくということについては、議案第40号で御説明した内容と同様な考え方をしているということでございます。  以上です。 129 ◯議長(碇 長吉君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 130 ◯議長(碇 長吉君)  これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 131 ◯議長(碇 長吉君)  これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第41号は原案のとおり決定することに賛成の方の御起立を願います。     〔賛成者起立〕 132 ◯議長(碇 長吉君)  39名の賛成議員により、賛成多数によって議案第41号は可決されました。       日程第5 議案第42号 133 ◯議長(碇 長吉君)  日程第5.議案第42号 鳥栖・三養基西部環境施設組合規約の変更についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。碇民生部長。 134 ◯民生部長(碇 豊治君)  議案第42号 鳥栖・三養基西部環境施設組合規約の変更について。  鳥栖・三養基西部環境施設組合規約を次のように変更したいので、地方自治法第 290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  平成17年7月22日提出、みやき町長、末安伸之です。  提案理由といたしまして、鳥栖・三養基西部環境施設組合を構成する市町のうち、中原町、北茂安町及び三根町が平成17年3月1日に合併し、みやき町となったことに伴い、組合規約を変更する必要があるので、地方自治法第 290条の規定により、この議案を提出するものです。  済みませんが、新旧対照表をお願いいたします。  第2条につきましては、先ほどから同じで中原町、北茂安町、三根町が合併したことによりまして、みやき町と改めるものです。  それから、第4条につきましても、組合の事務所を中原町からみやき町に置くというものでございます。  第5条につきましては、先ほどから言われていますように、組合の議会の議員の構成ですが、今までは15名だったものを今回12名とし、みやき町は今回4名とするものでございます。  次に、2ページをお願いします。  組合議員の選出ですが、文言で、変更前は「選任」となっていたものを、今回「選出」と。そして、第6条で文言の整理をさせていただいているところです。それから、第7条につきましても、組合議員の任期でございますけれども、ここについては町助役、それから議長という文言が今回外れているところです。  それから、第9条につきましてでございますけれども、第1項として、収入役の次に「各1人を置く」というものを今回削除しておるところです。  第2項といたしまして、「及び副管理者」を省いて、管理者は関係市町の長の互選により定めるというものです。  第3項に、第2項の副管理者を改めてつくっているところです。「副管理者は、管理者を除く関係市町の長をもって充てる」ということです。  次に、第3項の収入役の文言を第4項に入れて、第4項の「管理者及び副管理者は、組合議員を兼ねることができない。」というものを削除いたしております。  次に、3ページをお願いいたします。  前からの続きでございまして、監査委員はということで、次の収入役の次の「第9条の第4項」となっていますが、以前は3項を今回4項に改めるものです。  それから、5ページをお願いします。  附則といたしまして、施行期日を「この規約は、佐賀県知事の許可の日から施行する。」というものでございまして、特例措置といたしまして、第2項目からですけれども、「14条第2項の規定の適用については、同項中「関係市町の負担金」とあるのは、「鳥栖市、中原町、北茂安町、三根町及び上峰町の負担金」とする。この場合において、みやき町の負担金は、中原町、北茂安町及び三根町の負担金を合算して得た額とする。」と、広域市町村圏と同じような扱いになっています。  それから、第3項でございますけれども、上段から3段目で負担金とあるのは、「鳥栖市、中原町、北茂安町、三根町及び上峰町の負担金」とする。この場合において、みやき町の負担金は、中原町、北茂安町及び三根町の負担金を合算して得た額とする。」というものです。  次の経過措置といたしまして、「変更前の第6条の規定により鳥栖市において議員のうちから選出された者は、変更後の第6条の規定により議会の議員のうちから選出された者とみなす。」というものでございます。これは鳥栖市分でございます。  以上でございますが、簡単に説明を終わります。よろしくお願いします。 135 ◯議長(碇 長吉君)  提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。益田議員。 136 ◯42番(益田 清君)  鳥栖・三養基西部環境施設組合の規約変更という議案で、議案第42号でございます。今回、同じように第5条につきましては、みやき町が7名から4名になるというふうになっております。今回、鳥栖市が6名、みやき町4名、上峰町2名ということで議会議員が構成されるわけでございます。特に、前回も私ちょっと指摘しましたけれども、鳥栖市と上峰町等との関係が、非常に複雑な関係が、ずっとこれまで迷惑料、協力金等の関係であったわけですよ。この問題では前回の場合はまだ7人ということで、鳥栖市が所在地ということで1人多いと、そういう配分であったかというふうに思うんです。この大型ごみ処理場に関する問題というのは、やはり地元の方にとっては非常に関心が高いわけであって、みやき町としては、その分やっぱり声を反映させるような議会議員の数ということであった方がベターじゃないかというふうに思うわけですよ。これは迷惑料との関係でもあると思うんです。なぜ7名から4名なのかということで、私先ほども言いましたけれども、6名で頑張ったのか、5名で頑張ったのか、こういった論議もやっぱり必要になってくるわけですよ。やはり議会で予算を決める、そういう中で数というものは非常に重要であって、不利益な問題が提起されたときには、それについては意見を申す、そういう力が必要だというふうに思いますので、そういったことをかんがみるときに、人数についてどういった論議がなされたのかと伺いたいと思うんですよ。  特に20,000千円と70,000千円については、これは覚書があるのかと。覚書ありますか。一回も見たことありません、20,000千円のことについても。だから、それ補償されておられるのかどうか。ちょっと私は理解できませんけど、今年度、単年度では90,000千円ということが問題になりましたけれども、果たして9年間、今後14年間、これが果たして入ってくるのかどうかというのは、やっぱりこういうところが問題になってくるわけですよ。そういうことですので、それは私たちも入ってきてほしいと思いますよ。だから、その点どういう人数の、議会議員の定数についての論議を、利益を守るという立場からなされたのかという点で、ひとつ御答弁願いたいというふうに思うわけですよ。何で7名から4名になったのか。もっと多い数がいいわけでしょう、議員は、予算措置を決めるわけですから。何で急激に減らさなければいけなかったのか。どういうふうに踏ん張ったのかと。組合議会の中で、どういうふうに説得したのかという経過措置を伺いたい。 137 ◯議長(碇 長吉君)  山崎住民生活課長。 138 ◯住民生活課長(山崎宏敏君)  益田議員の質問にお答えいたします。  先ほどから介護保険とか消防事務組合とかの議員定数の問題があっておりますけれども、西部環境施設組合におきましてもいろんな議論をされたわけでございますけれども、現在の15名の定数について、今回改正後につきましては13名にするとか12名とか11名とか、いろんな案がありまして、その中で最終的に議論した中で、均等割3名、人口割を8名、それから調整でみやき町1名ということで、最終的に12名ということで議員定数を決めたわけでございます。  以上です。 139 ◯議長(碇 長吉君)  益田議員。 140 ◯42番(益田 清君)  だから私が言ったように、そういった主張は行いましたかと、こういう問題があるから、定数については、もっと一つでも多い方がいいんじゃないかという立場に立って問題提起して、論戦を張りましたかということを言っているわけですよ。 141 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 142 ◯町長(末安伸之君)  当然みやき町長の立場としては、所在地住民の皆さんにとって安全性を確保しなければなりませんので、その発言権の確保ということで当然主張をさせていただき頑張った結果、4人ということで決定をしたところであります。決定というか、協議した結果、4名で妥当ということで判断をさせていただいたところであります。  それと、20,000千円についての、見たこともないというか、これは協定書を締結する中で協力金、または所在地交付金等については、常に議会の皆さんと、旧中原町のときも、その覚書というか協定書を示しながら協議をしておりますので、そのことについて御理解をいただきたいと思います。  以上です。 143 ◯議長(碇 長吉君)  益田議員。 144 ◯42番(益田 清君)  いや、その70,000千円はわかりますよ。しかし、20,000千円については、非常にこれはまだあいまいな点があったというふうに私は理解しております。だから、そういうことも踏まえるなら、やはり私は議員定数というものが大事ですので、7名から4名に減らしたことについては、もっと担当者の方から、定数4ではなくて5、6というふうなことで、事務方の方ではそういう交渉を行ったというふうな発言をいただきたかったと思います。  この迷惑料の協力金だけじゃなくて、やはりいろいろと所在地におきましては、プラス1ということを加味しているわけですよ。このプラス1というのは、ここに反映していますか。──それわかりますか、今言ったのは。中原町が3名であったのは、本来は2名だったんだけれども、所在地だから、少しでも地元の声を上げようということで3名にされたということで、この規約を決めるときにはそういう論議になっておったわけですよ。過去、前の中原町の3名におきましては。だから地元の、いろいろと今言われたように、事故の問題も含めて、やはり周辺、旧中原町の声を吸い上げていくという意味では、議員を一人でも多くというようなことで、当時はプラス1というふうなことで3名だったと思いますけれども、この1名というのは、ここに確保、反映されていますかということをお尋ねしているわけです。 145 ◯議長(碇 長吉君)  山崎住民生活課長。 146 ◯住民生活課長(山崎宏敏君)  住民生活課、山崎です。益田議員の質問にお答えいたします。  先ほど、所在地で1人増ということで従前なっておって、改正後もこの1名を反映させているかということでございますけれども、これは反映されております。人口割をみやき町として2名で配置されておりますけれども、それプラスの所在地ということで1加えておられますので、みやき町としては計4名の配置ということになっております。その中での5年間据え置きということですので、議員数も5年間は据え置きでいいんじゃなかろうかという話も担当レベルとしてはやっております。しかし、最終的には、みやき町は4名ということに決定されたわけでございます。  以上です。 147 ◯議長(碇 長吉君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 148 ◯議長(碇 長吉君)  これで質疑を終わります。  これより討論を行います。討論ございませんか。益田議員。 149 ◯42番(益田 清君)  やはり、この組合の議員の定数というのに私は異議を持っております。これは大変重要な問題です。鳥栖市が6、上峰町が2ならば、8です。みやき町は4です。これはやはり数の力で押し切られる可能性もあるわけですよ。だから、この点やはり何ですか、ここで決まってしまえば、こういうふうにいきますけれども、努力してほしかったということです。
     それともう一つは、先ほども言いました白石町の場合は、これはごみの投入量でいっていますので、均等割はございません。だから、それは問題ないというふうなことを担当者は言っておりました。しかし、うちの場合は1割が均等割というふうなことで、16年度の3町合わせたところで5年間持っていくというのは、これはやはり無理があるというふうに思います。合併の意義も含めて、もっと白石町とのギャップも考慮するなら、やはりこの点、もっともっと私は詰め寄ってほしかったというふうに思っているんですよ。だから、私は全面賛成ではないという立場を表明しておきたいというふうに思います。 150 ◯議長(碇 長吉君)  ほかに討論ございませんか。11番石橋議員。 151 ◯11番(石橋剛直君)  私も反対から一言言わせてもらいます。  理由は、質問のときに述べたのと同じことです。均等割の部分10%ですね。私は、先ほど質問のときに言ったように、構成する団体の数が減れば、率直にこの均等割の割合を減らして対応するというのが最も妥当なやり方であるという意味から、反対をいたします。  以上です。 152 ◯議長(碇 長吉君)  ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 153 ◯議長(碇 長吉君)  これで討論を終わります。  これより採決を行います。議案第42号は原案のとおり決定することに賛成の方の御起立を願います。     〔賛成者起立〕 154 ◯議長(碇 長吉君)  賛成31。賛成多数によって、議案第42号は可決されました。(「議長、発言いいですか」と呼ぶ者あり)はい、何でしょうか、理由は。議題は。 155 ◯16番(日高康範君)  確認なんですけど、議案第41号、これはもう可決しましたけど、私ちょっと可決した後、見ていたら、5年後から負担金を減らすという規約が全然載っていないんですよ。ほかの議案には、5年後までは3町分負担して、5年後以降は1町分になすという文章が載っているんですけど、41号だけ載っていないんです。(「議長、もう終わったことば何しよっですか」と呼ぶ者あり)それで、確かめていますけど、私は5年間、5年後には1町分の負担になると思ってしていますけど、それが載っていないということはどういうことですかね。御説明というか。 156 ◯議長(碇 長吉君)  これはミスプリントですかね。もうこれ可決しましたので、覆すことはできませんけれども、一応これは確かめていただいてですね。(「後でよかさい、後で。もう終わったことやんね」「ただ、この規約上いったら、いつまでたっても落とさなくていいということでしょう」と呼ぶ者あり)  暫時休憩いたします。                 午後2時22分 休憩                 午後2時24分 再開 157 ◯議長(碇 長吉君)  休憩中の本会議をただいまより再開いたします。       日程第6 議案第43号 158 ◯議長(碇 長吉君)  日程第6.議案第43号 三神地区環境事務組合規約の変更についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。碇民生部長。 159 ◯民生部長(碇 豊治君)  議案第43号 三神地区環境事務組合規約の変更について。  市町村の合併の特例に関する法律第9条の3第1項及び地方自治法第 286条第1項の規定により、三神地区環境事務組合規約を次のように変更することについて、地方自治法第 290条の規定により、議会の議決を求めるものです。  平成17年7月22日提出、みやき町長、末安伸之。  提案理由でございますけれども、三神地区環境事務組合関係町村のうち、中原町、北茂安町及び三根町が平成17年3月1日に合併し、みやき町となったことに伴い、組合規約を変更する必要があるので、地方自治法第 290条の規定により、この議案を提出するものです。  済みません、新旧対照表をお願いいたします。  変更後の第2条でございますけれども、これは合併に伴いまして「みやき町」と名称を改めるものでございます。  次の第5条につきましては、組合議会の議員でございます。今回、「22名」から「18名」にするものです。  2ページをお願いします。  みやき町になって、今回2名とするものでございます。  4ページをお願いします。  附則といたしまして、この規約は、地方自治法第 284条第2項の規定により、知事の許可があった日から施行するものでございます。  次に、6ページをお願いします。  施行規則でございますけれども、2項で負担金の特例といたしまして、「関係町村の負担金は、この規約による変更後の別表の規定にかかわらず、平成17年から21年までの間、次の表の割合をもって関係町村が負担する。」というものでございます。  以上、簡単でございますが、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 160 ◯議長(碇 長吉君)  提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。39番岡議員。 161 ◯39番(岡 廣明君)  39番岡です。議案第43号 三神地区環境事務組合規約の変更についてということで、今回、先ほど40号から42号までですか、鳥栖地区の広域圏に右倣えで、今回もそういうふうな形で提案をされております。  この件につきましては、いわゆる鳥栖地区の広域圏につきましては、昨年度よりいわゆる幹事会、助役会、首長会で、いろいろ議論がなされて提案をされた経緯でございますけれども、今回の三神地区汚泥センターの問題につきましては、首長会が7月4日あって、真っすぐ提案というようなことで、我々の手元にはそういう日程表をいただいております。  その中で、今回、問題はいわゆる負担金の問題でございますけれども、5年間につきましては均等割は20%ということで、従前どおりみやき町の3町の分をということで、11分の3ということで上がっております。しかし、管理運営に要する経費につきましては、均等割20%は、みやき町で9分の1ということで、素直にこういうふうに上がっているわけですね。従来ならば11分の3とか、そういうふうになるんではなかろうかと思いますけれども、結局そういうふうな分け方でされております。ただし、5年間のみは、いわゆる管理運営に要する経費も11分の3いただきますよと、負担してくださいというようなことで提案されておりますけれども、問題は5年が妥当であるか何かですね。やはり合併問題というものは、早からず遅からず、今後もまた出てくる問題でございます。そこで、5年間というのは何が根拠であったかと。  今回のこの三神地区汚泥につきましては、神埼郡、三養基郡、いわゆる神埼郡の6町村、三養基郡の5町村で一部事務組合を結成されているわけでございますけれども、結局、神埼郡におきましては、来年度は神埼市、吉野ヶ里町という誕生があるわけですね。ですから、またそこで議論を重ねていかなければならない。そうなれば、当然、差し向かう来年、再来年についての一部事務組合として本当に運営できるかという議論をするのが先行ではなかったかと思うわけですね。  ですから、また今度新たな市とか町ができた場合に、再度また議論を重ねなければならない。そしてまた三瀬村なんかは、今度は佐賀市に合併なんですよ。11で割れんわけですよね。それと、もし、みやき町、今回はみやき町が合併したために、9分の1と、9分の3というような数字が出ておりますけれども、逆に三瀬村が佐賀市に行った場合は、佐賀市の合併はことしの10月ですか、そうしますと、三瀬の人口、またこれ均等割の数も減るわけですよ。ですから、三瀬村の問題をどういうふうにとらえておられるのか。いわゆる、もう三瀬村は、いや汚泥だけはこちらにかたりますよ、その負担金は納めますよということに相なれば問題ございませんけれども、今度佐賀市になる場合、大変複雑な問題も生じてくるんではなかろうかと思うわけですね。  ですから、そういう問題に絡んで、いわゆる会議の中で一回で一発で決まったものか、いわゆる経歴がどういう形で、担当者会、幹事会をやって、助役会して、首長会をして今回の提案になったものか。その辺の御説明も願いたいと思います。そしてまた、三瀬村の問題についてはどういうふうな話し合いがなされたのか。その点について、町長の御答弁を求めます。 162 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 163 ◯町長(末安伸之君)  御質問にお答えします。  この三神地区環境事務組合の規約の変更につきましても、昨年から並行して協議を重ねてきたところであり、三神環境としては合併前に規約変更を提案したいという組合長からの協議申し入れがありましたが、旧3町協議しました結果、他の広域一部事務組合等との関連があるので、それらの結果を踏まえて対応させていただきたいということで、合併後半年以内でさせていただくことで、合併前の規約変更については異を唱えてきたところであります。  よって、今回、協議過程の中でさまざまな考え、意見等がございましたが、結果的に三瀬村の問題をどう対応するかということで、現時点では11月か12月ぐらいに規約変更を上程したいという組合長の考え方は持っておられます。その後、また神埼市が誕生する予定でありますので、また吉野ヶ里町というのもありますから、今後この三神地区環境事務組合の規約変更、あわせて運営等については継続して協議をしていくこととしているところであります。  よって、今回につきましては、みやき町の合併に伴う規約変更でございますので、鳥栖広域の組合変更に準じた協議をし、本日提案しているところであります。  以上です。(発言する者あり)  三瀬村の問題につきましては、今、結論は見出しておりませんけれども、佐賀市に編入されることにより、我々としては今後の運営に、建設負担についてはやっぱりその分ですね、すべて求めていきたいと思っております。あと運営の負担についても、確かに支障ありますので、何年間その負担をお願いしていくか等については、当然協議申し入れをしていきたいということで、今、千代田町の組合長と、私が副組合長でありますので、建設負担はすべて出していただくと。あと償還残があります。それと運営負担については、何年間負担をしていただくかについては、今後構成内の町村と協議しながら決定をしていきたいと考えているところでありますので、現時点では、その三瀬村の問題についての最終的な結論は見出していないところであります。  以上です。 164 ◯議長(碇 長吉君)  岡議員。 165 ◯39番(岡 廣明君)  ただいま町長から答弁をいただきまして、ある部分はわかりました。しかしながら、私どもが7月15日ですか、全員協議会の中でいただきました資料によりますと、7月4日の首長会でそういう方針が決定されたという資料だけしかいただいておりませんから、事前の成り行きがわかりませんでした。ただいまの町長の答弁で、事前にもそういう協議はされたということですから、そういうふうに理解をしておきます。  それと、やはり今回は特に三神地区汚泥につきましては、早急に合併がメジロ押しにつかえているわけですね。いわゆる三瀬村の問題、神埼市の問題、吉野ヶ里町の問題、ですから、そういう合併問題が絡んだ時期に、ただ、みやき町が合併したから、それを5年間据え置きでやるという議論そのものが妥当であったかということに私は疑問を持つわけです。ですから、もう今年度、来年度には合併が決まっていくわけですね。そうしますと、いわゆる自治体そのものが減りますから、均等割というものがまた金額的にも変わるという可能性を秘めている、この一部事務組合ではなかろうかと思うわけですね。  そういう面におきまして、いわゆる建設費ですね、そういう箱物をつくったとか、設備を投資した、それは当然そのときの自治体でございますから、当然負担するべきものと私も同感です。ただし、今後の増改築に関する経費、これも一緒になっておるわけですね。ですから、私はこれのもろもろについてはやはり分けるべき問題ではなかったんではないかと。いわゆる建設にかかった負担と、今後増改築にかかる経費とは別であると。今回の提案では1本になっているわけなんですよ。ですから、私は、首長会でも当然分けて議論をしていただきたかった。そして、我々にもそういう提案をしてほしかったというように感じるわけですけれども、この件について御答弁を求めます。 166 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 167 ◯町長(末安伸之君)  この文言からとりますと、御指摘のとおりです。これについては確認しまして、増改築に関するものについては、あくまで施設の建設及び増改築に要する経費と区分されていますけど、これをすべて施設の建設ということで解釈をするということで、一応確認をしているところであります。よって、今度11月か12月に三瀬村の編入に伴う規約改正が生じてきますので、その時点では、これ誤解を与えないような文言修正をしていただくことで協議をしているところであります。 168 ◯議長(碇 長吉君)  岡議員。 169 ◯39番(岡 廣明君)  もう最後の質問ですけれども、やはり私は今回均等割の問題、これもまた、この一覧表を見ますと、少しぼかしておられるんじゃないかなという気もいたすわけですね。一部の表では均等割、もう一つの表ではその他と。ですから、ああ、さすがにここら辺は執行部としても逃れておられるんじゃないかなと。ある面では、その他としておけば、今までにかかった費用でも何でもよかじゃないかというような解釈もされんでもないわけですね。  ですから、私はこの言葉が妥当か何かわかりませんけれども、この辺の問題も一部若干問題があるんではなかろうかなと。実質、管理に、いわゆる運営に要する経費というのは、大体投入量でほぼ出てこにゃいかんわけですよね、本来ならば。ですけれども、そういう形の中で逃げておられるんじゃないかなと思いますし、また、三瀬村の問題がもう早急に今年度に控えておりますし、やはり町長、町長、こっち聞いてくださいよ、耳ば、こっちに。やはり5年間、いわゆる鳥栖地区広域圏関係がみんな5年間でしたから、三神地区汚泥も5年間でいきますよと、そういうふうには私は相ならんと思うわけなんですよ。  結局こちらの方は、合併が今年度、来年度でつかえておるわけですよね。ですから、私は5年でなくても、やはりそれは一、二年は大変でしょう。ですから、その分は見らにゃいかんと思うわけですよ。しかし、5年まで見る必要性があるかということですよ。極端に言えば、三瀬村なんかひょっとしたら、もう佐賀市に行けば、もうこちらには投入せんかもわからんですよ。そうしますと、どうしますか。今までのかかった経費を一括していただきますか。そこら辺の問題も生じてくると思うわけですよね。ですから、その辺を絡めて再度、やはり5年間据え置きを、2年か1年か3年か、もうその辺で何らかの形で妥協する点があるんではなかろうかと強く町長に期待をいたしておきます。  以上です。 170 ◯議長(碇 長吉君)  末安町長。 171 ◯町長(末安伸之君)  昨年から議論する中で、さまざまな意見とか、特に構成団体が11団体でありましたので、佐賀市に編入する三瀬村の問題を含めまして、結論としては鳥栖地区広域市町村圏のルールを規範としながら、今回みやき町の規約改正を行うこととして今日まで至ったところであり、三瀬村の問題や神埼市の問題、さらに協議をしていかなければならない段階で、改めて今御指摘いただいたことを踏まえながら、協議に臨みたいと考えているところであります。  以上です。 172 ◯議長(碇 長吉君)  ほかに質疑ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 173 ◯議長(碇 長吉君)  質疑がないようですので、これより討論を行います。討論ございませんか。内川議員。 174 ◯13番(内川 妙君)  内川です。本日提案された四つの議案について、すべて共通していますが、反対するわけにはいかないだろうという消極的な賛成をしています。理由は、まず、この四つの一部事務組合の存続が優先されるだろうという、ただそれだけです。  そして、私は住民の一員として、そして予算を審議する議会の一員として、中身についてはとても賛成はしかねる、妥当だとはとても言いがたいと思います。そして、特にみやき町の合併にかかわる恩恵は、みやき町の住民に還元されるべきだというふうに思います。だから、とても不満ですが、先ほど言いましたように、当面存続することが優先されるだろうという賛成をしています。  そして、この四つの議案の中で、12人の方が組合議員として今後選出されます。その組合議員の方たちは、ぜひここでこれだけの長い間の議論があったということを組合で伝えていただきたいというふうに思います。町長もその中に、12人プラス1人、町長も入っていますので、ぜひそれはお願いしたいと思います。  そして、今後は、例えば自分の町がどうかということではなくて、大局的な物の見方で、もう一回考えていきましょうという姿勢を醸し出す、そういう役割もぜひしていただきたいというふうに思い、反対はしない討論にかえます。 175 ◯議長(碇 長吉君)  ほかに討論ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 176 ◯議長(碇 長吉君)  これで討論を終わります。
     これより採決を行います。議案第43号は原案のとおり決定することに賛成の方の御起立を求めます。     〔賛成者起立〕 177 ◯議長(碇 長吉君)  賛成30。賛成多数によって、議案第43号は可決されました。  以上で本日の日程を全部終了しました。  これをもちまして、平成17年第2回みやき町議会臨時会を閉会いたします。長い間お疲れさまでございました。                 午後2時45分 閉会  地方自治法第 123条第2項の規定によりここに署名する。     平成  年  月  日           みやき町議会議長  碇   長 吉           みやき町議会議員  松 信 彰 文           みやき町議会議員  古 賀 秀 實 © Miyaki Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...